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古城の門第47号(4)大正から昭和初期にかけて全国的な活躍を遂げた長野県の中等学校野球を紹介する「信州の野球史」展が開催され、県内の高校・同窓会からも多数の図録が出展されています。本会からは、明治34年8月....

古城の門第47号(4)大正から昭和初期にかけて全国的な活躍を遂げた長野県の中等学校野球を紹介する「信州の野球史」展が開催され、県内の高校・同窓会からも多数の図録が出展されています。本会からは、明治34年8月発行の「上田中学校友会雑誌・第1号」と明治42年撮影の「上田中学野球部」の写真を提供。「校友会雑誌」には、前年の明治33年に長野中学との野球の試合に連敗し、「再度の無念骨髄に徹したる吾校の…」と、熱い思いの綴られた手記など、当時の運動部の様子をうかがい知るうえでも興味深い記事がたくさん掲載されています。展示会では、OBで共に慶應義塾に入学し、第1回早慶戦で活躍し、後に野球殿堂入りした宮原清氏(上田支校卒)・櫻井弥一郎氏(第1期卒)についても、著名な信州の野球人として取り上げています。*主催・会場長野県立歴史館*開催期間6月29日(土)?8月18日(日)明治42年上田中学野球部(上田高等学校同窓会所蔵)高校の七不思議の一つに、「敷地内の井戸は、城内本丸の井戸に通じていてひとたび事が起これば、藩主はその秘密の通路を通って、本丸と御屋敷を行き来できる」という話があります。今年度から始まる上田市張られていない堀のこと。では、なぜ城内から尼が淵方面にほぼ一直線に空堀が伸びているのか…。そして空堀は、何のためにあったのか…。教育委員会によると、「やはり有事の際の緊急連絡通路として使用されたと考えるのが現実的ではないか」とのこと。予定です。同じ古城の門を潜って青春時代を過ごした仲間の私たちは、先達に思いを馳せ、数百年の歴史の上に築かれた母校を心から誇りに思わなくてはいけませんね。昨年10月に上田市常田の笠原工業株式会社所有の繭倉庫群「旧常田館製糸場施設」が国の重要文化財に指定された。国内製糸業の中心地長野県で現存唯一の機械製糸の繭倉庫群で、日本の近代化を示す施設として高い価値が認められた。対象は、三階、四階、五階繭倉庫、五階鉄筋繭倉庫、撰繭場、事務所兼住宅、文庫蔵の7棟。同施設は、岡谷出身の実業家笠原房吉が明治33年に創業した機械製糸工場で、かつては従業員の衣食住をまかなうために畑から浴場、病室、講堂、劇場まであった。戦後製糸業の衰退の中で、近隣の製糸工場は姿を消してしまったが、製糸工場の特徴ある建物群がまとまって残っていることは大変に貴重である。笠原工業会長笠原一洋氏(53期)(前理事長)は保存に努める一方、一般にも公開しています。地元へお帰りの際には、ぜひお立ち寄りください。