温故創新。

今若者をはじめ新しい活動や事業を進める動きが増えてきている。
不確定な時代だからこそ自分たちの生き方をちゃんとしたものにしたい気持ちが
そうさせているひとつの理由だと思う。

若者たちは活躍する名のある方の考え方を見聞きし、考え方をネットや書籍で学び、
世代問わず共感できるしっかりとした考え方でやりたいことを進めている。

そういった行動を応援するにあたり、きっとその行動に補わなければいけないことも
あるのだと最近感じる。

昔僕らの世代が若かったころにも言われ続けていたこと、例えば「人に感謝する」とか
「相手の気持ちを考える」とか。

当時はうるさいと先輩方をわずらわしいと思っていましたが、社会にでてさまざまな経験
やピンチがあるたびに学ぶことがそういった変わらない考え方であると思う。

危険なのは今若者たちが考える大切な事柄にこういった人への想いが行動として無い
場合、簡単に人からの評価が崩れてしまうことだ。
(特にそれがビジネスの場合はなおのこと)

「そんなことは失敗しながら備わっていけばいい」
そう当事者から反論されるかもしれないが、それが分かるまでにかかる時間は景気の
良かったころと比べてゆっくりではないと思う。

今の若者は一昔よりも早く一人前になるべきだ。
特に「仕事」は。

だから最近は、若者の活動を応援するだけではなく、ゆるがないおっさん達の考えを
アウトプットしてあげることも必要だと思う。

「温故知新」というより、「温故創新」といった感じに。

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このページは、間島 賢一が2012年6月25日 16:16に書いたブログ記事です。

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