軽井沢で使われていない旅館をリノベーションして新しい活動が始まる。
「油屋プロジェクト」という中山道・追分宿にある「油屋」を活動拠点とし、文化的
活動により軽井沢町追分地区の町おこしを行うプロジェクトだ。
「油屋」は脇本陣をつとめた由緒ある旅籠であり、昭和になってからは堀辰雄
立原道造・加藤周一に代表される文士たちが執筆に利用した宿、その建築物を
ゲストハウス、アートギャラリー、カフェ、ワークスペースなどさまざまな要素が
集まり多目的な楽しむ空間としてリノベーションされる。
また開催されるイベントも楽しみだ。
「ホンモノ市」という「ホン=本」と「モノ=アート・クラフト」の展示即売会も今年は
秋に開催予定。次回は「食」もコラボしたいということで現在Loop38と何か一緒に
できないかと検討中。
長野県も各地域で生活者が受け入れやすい活動が新しく始まってきている
ボンクラ、OPEN、Hanalab.、DEN・・・など暮らしや仕事に関わる新しいスタイルが
あり、それらが結果的につながっている。
こういったつながりはこれまであまり実現しなかった気がする。
活動団体の代表の主張が強すぎたり、他の活動に意味のないライバル意識を
持ったりなど、代表主導の表現がされてきたせいかもしれない。
しかし近年は地域の活動がそれぞれつながってきている。
きっと今やらなければならないコトが基本的な底辺は同じであり、そして志も同じに
なっているからかもしれない。
地元の人が楽しく、愛される活動が位置づくと、結果的に外部の人にも喜んでもらえ
るはずだ。
この「油屋プロジェクト」もそのひとつで、僕らもこの活動を応援していきたいと思う。
オープンは今年7月21日。
是非一度皆さんにも訪れていただきたい。
油屋プロジェクト
http://aburaya-project.com/
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