人が行動するデザインとは。

いいモノをつくる、いいサービスをするだけでは集客が難しくなってかれこれ数年が
経つ。販売や集客に関する考え方をあらためて考えていきたい。

人を行動に移してもらうには、提供側の継続的に考える戦術が必要だと思う。

まず大切なのは「場づくり」。

街、イベント、お店、さまざまなば「場」に人を集めたい。
そんな「場」には、もちろんコミュニティが必要になる。
今の時代、ネットとリアルは分類するものではなく、それらが行き交いマインドと行動
がひとつになり感情とともに人は「場」に集まる。
ただお洒落な空間づくりでも人が集まらない。食育の勉強会を定期的に開催している
飲食店のほうが今は人が集うと感じる。

次に目標をつくり手段の効果測定を図る。

沢山人が集まり、「場」は賑わったが売り上げがのびない。
これはビジネスとしてあきらかにターゲットの的が外れている失敗例だ。
さまざまな手段を行うときには「量・質」を測定し、次への継続的課題をつくることが
無駄のない促進手段だ。

そして横の化学変化。

自社だけのプロジェクトでとどまるでなく、感情や目的が共通する他の活動や事業と
繋がったり、組み合わさることでかけ算的にそれは力を増す。


以上のような3つの要素が「人が行動するデザイン」に必要だ。
安易なアイディアはそのモノやコトの価値まで落としかねない。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/845

コメントする

デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2012年5月21日 11:32に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「顧客満足度。」です。

次のブログ記事は「思ったら行動してみる。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

SAVE JAPAN
LooP38
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM