いいモノをつくる、いいサービスをするだけでは集客が難しくなってかれこれ数年が
経つ。販売や集客に関する考え方をあらためて考えていきたい。
人を行動に移してもらうには、提供側の継続的に考える戦術が必要だと思う。
まず大切なのは「場づくり」。
街、イベント、お店、さまざまなば「場」に人を集めたい。
そんな「場」には、もちろんコミュニティが必要になる。
今の時代、ネットとリアルは分類するものではなく、それらが行き交いマインドと行動
がひとつになり感情とともに人は「場」に集まる。
ただお洒落な空間づくりでも人が集まらない。食育の勉強会を定期的に開催している
飲食店のほうが今は人が集うと感じる。
次に目標をつくり手段の効果測定を図る。
沢山人が集まり、「場」は賑わったが売り上げがのびない。
これはビジネスとしてあきらかにターゲットの的が外れている失敗例だ。
さまざまな手段を行うときには「量・質」を測定し、次への継続的課題をつくることが
無駄のない促進手段だ。
そして横の化学変化。
自社だけのプロジェクトでとどまるでなく、感情や目的が共通する他の活動や事業と
繋がったり、組み合わさることでかけ算的にそれは力を増す。
以上のような3つの要素が「人が行動するデザイン」に必要だ。
安易なアイディアはそのモノやコトの価値まで落としかねない。
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