共感と行動のギャップ。

印刷物やホームページの打合せの雑談で
「こんな街になったらいいね!」「素敵なことですね!」
と最近は社会的なことに共感を得られることが多い。

そこでそれらに関連したイベントや企画の情報を持ちかけると、だいたい参加を
しない率が高い。きっと共感した1/50が行動に移すといった感じ。

良い取組だと思いチラシや冊子を読むけど参加しない、思想に共感してサイトを
見たけど買わないなど、共感と行動のギャップをとくに地元ローカルで感じる。

その他、フェイスブックで「いいね」を押しているけど一度もその人に会ったこと
がなかったり、会おうとしないことや、「伝統工芸は大切なことだ!」と言いつつも
買わないなども同じかもしれない。

僕の仕事で扱う広告では共感させたうえで割引などのお得感でその率を上げたり
する。しかしローカルで今必要とされているのはストレートな社会的啓発と行動の
バランスだと思う。

でも地元の人は腰が重い。

発信する側はもっと敷居を低く表現を変えるアイディアと努力が必要。
とはいえ生活者が受け身になっていては思い通りの楽しく豊かな街の暮らしは
実現しないし、変革のスピードもでない。

お笑い番組を見る人は、自分が笑いたくてそのチャンネルにすると言われている。
「楽しくなりたい」「暮らしを豊かにしたい」そんな気持ちが行動として生まれる
チャンネルをアナログ的に地元で確立したいと最近感じる。

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このページは、間島 賢一が2012年2月16日 19:07に書いたブログ記事です。

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