以前からお世話になっているパシフィックファニチャーサービスの石川さんのところに
行ってきました。場所は恵比寿にあります。
家具が人気のあるお店ですが企画デザインもさまざまな実績があるお店です。
上田で開催予定のイベントで相談したいことがあり伺ったのですが、石川さんの
考え方が面白くて話に盛り上がりました。
東京から見るローカル、ローカルからみる東京とか
ローカルが東京っぽくかっこよくすることのダサさとか
それぞれのステージでかっこいいこととはとか
爆弾が必要とか
などなど、めちゃくちゃ面白かったです。
こんなお話しを聞けるイベントを上田で開催予定なんです。詳細は来年お知らせします。
ひとつ聞いた具体的な話を紹介します。
それは頑張っているひとはみんな「対等」であるということです。
東京の有名なデザイナー、有名な建築家など、自分と業種は違うけど有名な人と田舎の
僕らが出会うと、有名な人が偉いみたいな感じになる。
しかし、僕らは僕らで得意な分野を持ち、日々頑張っているのだから、違うジャンルの人で
あれば「対等」なはず。
それを下から見上げ、腰を低くする田舎の人はかっこわるい。
例えば農業であれば、最高にうまいもんは東京の人間には食わせねー!ぐらいの
強気があったほうがかっこいい。
そういう「対等」な誇りがそれぞれにあれば、昔からある東京と田舎みたいな変な分類は
なくなり、それぞれにある価値が高くなるはず。
田舎の人間がビジネスで儲けてブランド品を身に着けるのがかっこいいのではなく
田舎しかできないことを贅沢に楽しむ。
それがかっこいい。
そんな話でした。
いまさらなコメント失礼します。
ここ数ヶ月、山形のお米の営業をしてて、
東京の とあるお米屋さんに営業した際、
>最高にうまいもんは東京の人間には食わせねー!
と感じた出来事がありました。
私は生産者じゃないです。
この人へ、生産者の想いやお米の価値を伝えきれなかった、
自分の力量不足なところもありますが、
安いものを提供することだけに拘った方へ、
山形の生産者が愛情たっぷりに、
プライド懸けてつくったお米=気持ちを任せる気になれませんでした。
>田舎しかできないことを贅沢に楽しむ。
自分自身が そうなることで、より多くの人のヒントになるよう、
もっともっと地方を楽しみたいと思います。