農林水産祭(農林水産省など主催)の最高賞である天皇杯に長野県東御市の永井農場さん
が選ばれました。とっても名誉ある賞だそうです。
農林水産業の優れた功績をたたえる賞であり、それが地元にある農場が選ばれるなんて
嬉しいニュースです。実は今年、日本農業賞でも大賞に選ばれ、今年はダブルで名誉ある
賞を受賞しています。
永井農場さんは信州東御市で、牛を飼い、その糞を堆肥として活用した循環型農業を
行なっています。 http://www.nagaifarm.co.jp/
受賞にあたって何が評価されたかは知らないですが、永井さんと長くお付き合いするなかで
感じたことは、農業をちゃんとした「職業」にすることです。
農業は一年に一度しかない収穫で生計を立てています。
だからなかなか雇用を生むような「会社」にすることは難しいです。
しかし、永井農場さんは稲作農業にある、牛の乳、もち米、うるち米などを加工品として商品
もつくり販売することで雇用を実現しています。
また株式にしてからは、会社の組織のフラット化により働くスタッフの意識共有を図り、社員
教育にも力を入れています。
(農場に行くと若いスタッフが楽しく働く様子がいつも印象的です。)
このニュースをきっかけにどんどん新しい農業事業が生まれ、農業がちゃんとしたビジネス
になると嬉しいですね。
コメントする