学校と社会。

先日客先で打合せをしていた方が短大の非常勤講師をされている方でした。
学校の先生がメインのお仕事ではなく、普段は会社の経営陣として務めている方です。

いろんな大学でもこういった非常勤講師の方がさまざまなジャンルの学びを学生達に
教えています。社会でビジネスに関係しているからこそ学生達に教えることができる
大切なことがあるのだと、お話を聞いていて感激しました。

「どんな授業をしてますか?」といった質問に対してのこたえが特にいい話でした。

授業ではノートはとらず、テキストに気になったことは書き込む、そして図書館など
にある本など、自由に持参させて授業の参考にさせる。

そういったスタイルだそうです。

みんな同じ教科書を持ち、別のノートに先生の言ったことを書き込むスタイルは学校
らしいスタイル。しかし学生たちは社会にでるために学んでいる。
社会では逆にそんな答えを導き出すモノは少なく、どちらかというと成功事例や正しい
手段を探し出す能力が必要。

そういった理念で教えているそうです。
これは、学校の先生には失礼ですが、ビジネスに携わっている人でないと発想できない
事だと思います。そういった社会にでて実践できる能力を身につけられることは、学生に
とってもありがたい学びだと思います。

また、学校ではカンニングはNGです。でも社会では事業のやりかたなどのカンニングは
OKです。すでに社会にでて働いている人の中でも、オリジナルでアイディアを考えようと
悩み時間をかけ、成果の上がらないプロジェクトになっている人は多いです。

社会では、できる人ほどいろんな活躍をしている人から方法や考えを聞いて自分の知恵
に置き変えることができます。

働く人はもっとカンニングしていきましょう!(笑)


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このページは、間島 賢一が2011年8月 6日 11:46に書いたブログ記事です。

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