前の記事に書きましたが、長野県東御市の草木染め工房 アトリエアイズカンパニーさん
のお仕事をお手伝いしました。
依頼はホームページ制作だったのですが、どんなホームページにするかを主宰の石井さん
と話している中で、日頃ある「エピソード」を載せる話になりました。
石井さんは草木染めを東御市でする中で、地元の人とのコミュニケーションがひとつの
大切なポイントだったからです。
そしてホームページが完成して公開になりました。
するとさっそく、問い合せが!
公開したアイズカンパニーさんのホームページを見た、信州大学繊維学部の学生さん達が
草木染め体験をしたいとメールで問い合わせてきたそうです。
信州大学繊維学部は全国の大学の中でも一つしかない学部で、そもそも大学がある上田
市は昔、繊維の街でした。そこで学ぶ将来を夢見る学生さんたちがホームページをきっかけ
に草木染め工房に足を運んでくれたわけです。
何とも嬉しいエピソードです!
学生達は工房の庭先にある草をむしり、草木染めになる原料から集めることに。
そして実際にハンカチをみんなで染めたそうです。
昔からある草木染めを20代の学生たちが大切なことだと感じて行動するマインドは、何か
世の中に今必要な変化を表しているように感じます。
温故知新というか、温故創新というか・・・
古きも良いモノを感じ、新たらしいものづくりに繋がるきっかけになってくれたら嬉しいですね。
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