2010年11月アーカイブ

毎年田植えが始まる少し前の4月に、小布施町にある小布施玄照寺で行なわれる
アートイベント、「境内アート小布施×苗市」が4月16日17日と開催が決定しました。

境内ではアート、森の中ではクラフトが自由にレイアウトされ、アートやクラフトを
違った雰囲気の中で楽しむことができるこのイベントは今回で8回も続いています。
(美味しい食べ物や飲み物も販売しています。)

そんな「境内アート小布施×苗市」でアート、クラフトの出展者を現在公募しています。
プロ、アマ問わず応募することができます。※参加決定には主催関係者の審査があります。


イベントに参加することで、いろんな人たちとの交流もうまれるはずです。
もしかしたら一番それがこの時代大切なことかもしれないですね。
下記から申込みが出来ます。是非!

申し込みフォームはこちらです→境内アート×苗市申込みフォーム
FAXでの申し込みは→境内アート×苗市申込用紙PDF

先日、中学校の同級会に行ってきました。
僕は上田第三中学校をでたのですが、中学校の同級会は今回が始めてです。
20年は会っていない人ばかりで、懐かしい顔ぶれを見るたびに興奮の連続でした。

もちろん会話は、昔話で盛り上がりました。

それぞれ今の近況報告などをしたのですが、当時はとてもおとなしい物静かな人
や、やんちゃだった人が社会にでてそれぞれ磨きがかかり、素敵なおじさん、おば
さんになっていて何か嬉しかったです。

中学のころは皆心がデリケートだったり、仲間はずれになりたくなく強がったり、また
同級生をいじめることもありました。それぞれ当時は子供だったせいかその事柄の
対処を分からずに学校生活を過ごしていましたが、なんとかみんな社会にもまれ、
強く生き、反省のできる大人になったって感じです。(僕はどうかな・・・)

そして当時は、先生に殴られまくりでした。

今では大問題になるでしょうね。
飲みながら冗談でこんな話をしていました。

「当時、先生に殴られ育ち、それとともに日本の経済が成長してきたのであれば、
いま子供達が悪いことをしたら殴り教えることでこの先の社会が良くなるんじゃね?」

ま、昭和生まれの冗談です・・・
話は尽きなく夜中の3時まで語り合いました。

皆が20年以上たち、誰の人生が羨ましいとか、悲しいとかではなく、これからも元
気でやっていこうとお互いに楽しく会話をする雰囲気が良かった。もっと中学時代
に沢山の同級生が親友であればよかったのに~

田舎でずっと暮らし続けている同級生が多かったです。僕みたいに同級会とかが
長年ないと、偶然地元で出会っても声をかけるのに戸惑ってしまう。でも本当は、
それって相手のためにも自分のためにも良くないんだよな。こんどは「よー!!」と
肩をたたき声を絶対かける!同じ街に暮らしているんだからね。


昨日、上田市のハルタで開催された「政治家meetsヤングマン」というイベントに
参加してきました。市議会議員や県会議員と市民が集まり一緒に上田市の未来
を考えるなどの交流をはかるものです。

このイベントは地元で活動する「Crew(クルー)上田未来創造派」の皆様が数年
前から行なっていて私は今回初参加でした。

議員の方達とどんな話をすれば良いのだろう?気持ちがうまく伝わるかな?など
普段あまり接点のない議員さんとのコミュニケーションにちょっと不安でしたが、
始まってみれば想像以上のディスカッションができてとても楽しかったです。

Crew代表の直井さんの挨拶が印象的で、「地域を良くするには地域の人たちが
仲良くなればいい」という言葉にある深い意味を、多くの人が共感したはずです。

イベントは複数のグループに分かれ、話のテーマは「住民投票」について。

「住民投票」、最近ではテレビのニュースで聞いたことのあるワードだけど詳しくど
んな仕組みなのかはまった知りませんでした。私と一緒のグループにいた議員が
この日のために詳しく調べててくれて分かりやすく説明を聞くことができました。
簡単に言えば物事の賛否を民意の多数決をとり判断するといった事なのですが、
理解すればするほどもやもやすることが多かったのは正直な感想です。

僕が思ったことは民意の「質」を高くすること。

街を良くしたい、暮らしを豊かにしたい、幸せになりたいなど、「思う」ことは皆さん
にあると思います。それらをもっと具体的に「考える」ことがとても大切なんです。

「思う」から「考える」ことで行動が生まれ、伝えるメッセージに正しい共感が生まれる。
そんな思考豊かな民意が増えてくれば良い街の未来が切り開かれてくると・・・

数字的な損か得かの分かりやすい判断で物事の多くが決められている最近の世
の中だけど、価値があるかないかをあらためて考えていきたい。そうすれば政治家
の考えていることの賛否はもっと確かなものになるはずです。そして民意をもっと生
活者が政治家に伝えていかなければいけない。

今回のような「政治家meetsヤングマン」に参加して情報を共有することはとても大
切なことで、意味のあるこのようなテーマのイベントにはこれからも参加していきたい
と感じた週末でした。

地元の上田市で「町名復活運動」が行なわれてきていることを20代の若者は
知ってるのかな?

例えば上田市は「中央〇丁目」と住所表記されているけど昔は下紺屋町とか
鍛治町とかの町名が上田市にはありました。この町名が「中央」に変わったの
は当時にそういった法律が出来たからのようです。背景は、東京都のガス検針
業務の不便さを訴えて東京ガスが中心になって自治省に働きかけて成立した
と言われています。

鍛冶屋があったから鍛治町など、何か地元の歴史が感じることができてとても
いいと個人的に思います。

「町名復活運動」は、年月が経ち、大分忘れられかけているのが現状です。

しかし、生まれ故郷を大切に想う若者が増え、地元の良さを再発見していこう
といった活動が多くなってきた現在は、きっとあらためて古い町名が復活できた
ら素敵だと思う人が沢山いると思います。

過去を振り返って誰が正しく誰が悪いとかくだらないことはさておき、素敵な街づ
くりのために再度議論しても良い事柄だと思います。(例えば学生が中心にとか)

たまに東京に遊びに行き山手線の駅名など見ているだけで何だかそのネーミング
された理由を想像しているだけで楽しくなったことありませんか?

東京の下町などに足を運ぶと田舎がどのようにあれば良いかリアルに発見できる
ヒントがあるんだけどな~

★ちなみに昔はこんな感じで呼ばれていたそうです。

鷹匠町[中央一丁目]、横町[中央2・(一部中央1・中央3)]
上常田町(本町)[中央1・中央2]、下常田町(本町)[中央1・中央2]
海野町[中央2(一部中央3)]、袋町[中央3]、原町[中央3(一部 中央3・中央4)]
馬場町[中央3]、鍛冶町[中央6(一部中央2)、上鍛冶町[中央5・中央6]
川原柳[中央5(一部中央東)、上房山[中央5]、幸町[中央5]
下房山[中央5(一部中央3・中央4)]、柳町[中央4(一部中央3)]、木町[中央4]
下紺屋町[中央4・中央西1]、丸堀[中央4・大手2(一部中央3)]
新参町[大手1・ 大手2(一部中央2・ 中央3)]、旧館[大手1(一部二の丸・中央2)]
厩裏町[大手1]、上田[二の丸]、葭原町[中央西1(一部二の丸・中央4)]
紺屋町[中央西1]、鎌原[中央西1]、上須波[常磐城1]、下須波[常磐城2(一部常磐城1)]
上田城廻り[常磐城1(一部二の丸)]、下城[常磐城2]、泉之郷[常磐城3]、諏訪郷[常磐城3]
生塚[常磐城4]

信州大学教育学部3年の学生達がつくるフリーペーパー「+sunagU(つなぐ)」を
ご存知でしょうか?

現在学生14人が集まり、自分達の行動で長野の情報を伝えたいという想いか
らスタートしたそうです。タイトルにある「+sunagU」は、「+sunagU」のt=+(プラス)
で、U=YOU(あなた)で、あなたと長野、あなたと人をつなげていきたいという思い
からネーミングされたそうです。

長野について何か発信したいと考えたとき、長野では色々と興味深い活動や場所
があり、それにはたくさんの人たちが関わっていることがわかり、そのことを知りたい
自分たちの目線から伝えたいという思いから、この長野×人というテーマになったと
企画担当の三森さんからお聞きしました。

まだ始まったばかりの活動ですが、週末に各地域の駅で配布を行なったりなど、
積極的な行動には頭が下がります。

vol.1を拝見しましたが、長野の門前で活動する学生によるクリエイティブユニット
豆蔵」が特集になっていました。門前周辺の活動やスタイルは個人的にも参考に
なることがあり、ちょくちょく足を運んでいますが、「+sunagU」が取り上げる事柄を見
ると大切な渦にちゃんといるなと感じます。

そもそも「つなぐ」は、これからの社会でとても重要なキーワードだと思います。

共感する人と人、普通ならまったく接点のない人と人、意見が違う人と人・・・
いろんなコミュニケーションにはかならずプラスの発見があるはずです。それは自分
に磨きをかけることのきっかけになったり、結果的に仕事に結びつくことだったりする
と思うんです。

ある意味、学生達よりいい大人たちの方がその大切さを感じず、バブルのころの思
考と変革する思考が混在した中でわけが分からず理解されていないかもしれません。

今、若者の思考を学ぶ時です。

彼らは素直に故郷を愛し、大切な価値を知る潜在的なモノがあると思います。
だから「最近の若いやつは・・・」なんて言ってないで、「若者はすてたもんじゃない」と
もうちょっと深く関わり彼らの想いを理解して自問自答することからしないとね。

このフリーペーパーをはじめ長野では学生達が映画をつくったりなど長野をテーマに
した創作活動がたくさんあることを知りました。

それ・・・僕達のようなおっさんもすげーやりたいと思っている人いるんだよな~
こんど仲間にいれて!(笑)

+sunagUのブログ→http://reep.naganoblog.jp/


いつもデザインに必要なイラストでお世話になっている丸山さん宅にお伺い
しました。丸山さんは東御市で長年イラストを描いている作家さんです。

今回お伺いしたのは、地元にある望月高校から会社見学にきていた生徒さん
にイラストを描く現場を見学してもらうためです。

今年は何校かのインターンシップや会社見学を当社は受け入れており、その度
丸山さんのところに連れてくるようにしています。やっぱり「イラスト」はみんな興
味があるので!

これまで生徒達の多くが、イラストは鉛筆や筆で書いていると思っているようで、
丸山さんが殆どパソコンでイラストを書いているのを知ってびっくりしていました。

印刷会社やデザイン会社からイラスト作成の依頼を受けてビジネスにしていくに
は、ひとつひとつの依頼をスピーディーにこなしていかなければなりません。

本来は筆やペンでアナログ的に描くのが制作の原点かもしれませんが、それだと
時間がかかりすぎて依頼数をこなすことはできません。

そのため丸山さんはタブレット式のパソコンでさまざまなイラスト作成ソフトを習得
してイラストを描いています。
(写真もパソコンでつくったものです。そう見えないのがすごいんです)

そんな制作現場をみて驚いている生徒に丸山さんから質問が

「パソコンはつかったことあるの?」

生徒は

「学校では授業で少しだけ、家ではあまり使ってはいけないと言われています。」

そんな回答でした。

丸山さんは僕が生徒達を連れてくるたびに学校でパソコンを使う時間をもっと多く
した方が良いと言っています。社会に出るとパソコンが使えないと仕事ができない
業種が多く、またデザインに関係する仕事を夢見ているのであれば、なおこのこと
若い今からパソコンに慣れていないと時間がもったいないと。

さらに丸山さんは英語を一生懸命勉強するようにと言います。パソコンで使用する
さまざまなソフトは英語で解説されているものがあり、それを理解できると早く新し
いモノを取り入れさまざまな技術を身につけることができるからだそうです。

子供達にパソコンで悪い影響をあたえたくないといった危機感がすぎると、子ども
達に早いうちに備わっていたら良いコトを遠ざけてしまう。

まずは、アルバイトをして自分のお金でパソコンを買う。
そんな行動が貴重な学校生活の中で能力を分けるきっかけかもしれませんね。

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