鹿教湯温泉 鹿鳴荘さんからパンフレットのリニューアルをご依頼頂きました。
これまでのパンフレットを一新しようと昨日から2泊3日の泊り込みで撮影を行
いました。
この旅館には昨年息子さん夫婦がもどって若旦那、若女将として頑張っていて
若女将のおなかには新しい命も!これからの時代、いろんなことを試行錯誤し
て頑張っていかなければなりません。
この鹿教湯温泉は長野県上田市の山奥にある古い温泉街です。
景気の良い頃はシーズンで20万人訪れる温泉街でしたが、他と同じく観光客が
低迷しています。
しかし、この宿に毎年訪れるお客様が30年以上続くのリピーターだったりします。
つまり若夫婦がまだ生まれていない頃からこの宿のお客様であり、今はその孫が
お客様をもてなすときにきています。(すごい話です)
昔は元気に歩いていたおじいちゃんが、今は足が悪くなり、でも杖を片手にしてで
も来てくれる・・・と若旦那はありがたい気持ちをひとりつぶやいていいました。
だからこそ、長年ここを愛してくれるお客様を大切にしていかなければなりません。
パンフレットのコンセプトは、「飲んで笑って」。
ホテルや旅館の建物のゴージャスさを売りにしたバブルの頃のイメージ戦略は
もうやめて、来る人、もてなす人のコミュニケーションを大切につくろうと考えてい
ます。お楽しみに~
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