千葉県の農家を撮影に。

千葉県で複数の農家が集まり法人化した「株式会社大地の恵み」という会社の
パンフレットやホームページに使用する写真を撮影に行ってきました。

カメラマンは当社の関カメラマン、彼の広々したハイエースに乗り込み約6時間
近くかけ千葉県の山武へ。

山武地域は千葉県でも奥地のようでほぼ農地だけが広がるロケーションでした。
農家が耕す農地は長野より広く、スケールがまったく違いました。そのため普段
長野では稲刈り時期に見ることができる「はぜ掛け」がまったくなく、すべてコンバ
インでの稲刈りのようです。(ちょっとビックリ)

まず最初に伺ったのは親子で稲作をする農宮さん宅へ。
腰に低い親父さんのもとで一緒に働くおとなしい息子さんが時々見せる笑顔が
最高でした。(ミルキークイーンという品種も栽培)

次に伺ったのが宇津木さん。
たまたまここの若夫婦が稲刈り作業中だったため協力を頂きいい撮影がきまし
た。このお嫁にこられた方が頼もしく、お嫁に来るまで農業はしたことが無かった
のですが、今では一人でコンバインも運転できるほどに!何か夫婦も中が良く
い~感じでした。

場所が変わると農業のありかたも変わり、地元だけの農業の理解では浅いことを
実感しました。県によって農業に関する制度の違いもあり、特に千葉は自分の力
で農業をビジネス化していこうとするモチベーションが高かったように感じました。

一家族に5キロや10キロのお米を販売している法人農家もいれば、お菓子メーカー
に何トンと大量に販売することを目的とする法人農家もいる。

それぞれ農業などの考え方には違いもありますが、私たちが普段口にしている食
べ物の栽培現場を見ると、何だか食べ物を残したり、最高に美味しいモノばかりを
こだわり食べている日本人の世界的に見ても変な贅沢文化が残念に思います。


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/724

コメントする

デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2010年9月21日 17:59に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「永井農場プライベートマガジン「百」vol.6完成」です。

次のブログ記事は「梅花幼稚園創立110周年記念イベント。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

SAVE JAPAN
LooP38
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM