長野県東御市で葡萄畑を耕し、ワイナリーを建設中のリュードバンに行ってき
ました。ここでワインをつくっている醸造家の小山さんに看板の相談をされたの
ですが、そのついでにワイナリーの中を案内してもらいました。
里山にぽつんとある建築中の建物は石垣がとても印象的で畑に囲まれたまさ
しく「ワイン通り」といった場所にあります。
ワインのことなどをまったく知らない私にとって、ワインができるまでの工程は
興味のある事柄でした。
葡萄の茎をとること、葡萄の粒をとること、葡萄を搾ること、
そして樽に入れ熟成させること、濾過すること、瓶に入れて沈殿物を除去するこ
と、栓をしてパッケージングすること、箱に入れること・・・
すべての手段がワインを美味しく楽しんでいただくために、とても繊細な考え方
だったり、高機能な機材を使用しています。
そして一番重要なのは、醸造家の小山さんを中心にワイン用の葡萄畑を耕して
いることです。
それには、土などに含まれる成分などを細かく調べることがワイン用の葡萄に適
した栽培が重要だそうです。建築中のワイナリーでは、それらを研究する研究室
まであります。
室内はワインのために、湿度や温度をこまかく調整されるよう設備され、この先
敷地内は素敵なガーデンになるようです。
小さなショップも併設され、そこのプロデュースは小諸市の経験豊かなある女性
の方が努めるそうです。ショップではソムリエナイフなどのグッズ販売も行なうよう
で、センスある小山さんがセレクトしたモノが沢山並ぶ予定です。
ワイナリーが〇月〇日オープン!といったようなことは行なわないそうです。
始められることから少しずつスタートし、まずは地元の方が集まり無農薬野菜を
ショップで販売したり、里山をピクニックする人が、ワインを買って楽しんだりなど、
ゆっくり静かにスタートしたいそうです。
小山さんのお話を聞いていると、まさしくスローライフな感じで、ここが本当に長野
なの?と感じてしまいます。
小山さんがつくるワインには全国にファンも多く、派手な告知をしなくても自然と
ここに人が訪れることになるはずです。
8月ぐらいになれば、かなり建物も完成に近づきます。
時々このブログでも近況をお知らせするようにしますね。
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