例えばチラシやパンフレットなどをデザインするとき、お客様の要望をすべて
取り入れようと、あれもこれも挿入していたら、なにを伝えたいのか分からない
デザインになってしまうことがあります。
情報を編集デザインするときは、できるだけいろいろ入れたいことを我慢して
引き算するデザインをしていくと最後に一番伝えたいメッセージが残ります。
結果、分かりやすくて記憶に残るチラシやポスターなどになります。
先日、テレビを見ていたら秋元 康さんがとても分かりやすい表現を言っていま
した。
記憶に残る「幕の内弁当」は無い。
あれもこれもおかずを詰めた幕の内弁当は、記憶に残り難い。うな丼、カツ丼
などシンプルなものほど何が印象的だったかを記憶しやすい。
アイディアや企画はそういったシンプルな構成の方がメッセージ力があるとい
うお話でした。
まったくその通りで、このフレーズは打合せで行き詰った時にどんどん利用して
いきたいと思いました。
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