記憶に残る「幕の内弁当」は無い。

例えばチラシやパンフレットなどをデザインするとき、お客様の要望をすべて
取り入れようと、あれもこれも挿入していたら、なにを伝えたいのか分からない
デザインになってしまうことがあります。

情報を編集デザインするときは、できるだけいろいろ入れたいことを我慢して
引き算するデザインをしていくと最後に一番伝えたいメッセージが残ります。
結果、分かりやすくて記憶に残るチラシやポスターなどになります。

先日、テレビを見ていたら秋元 康さんがとても分かりやすい表現を言っていま
した。

記憶に残る「幕の内弁当」は無い。

あれもこれもおかずを詰めた幕の内弁当は、記憶に残り難い。うな丼、カツ丼
などシンプルなものほど何が印象的だったかを記憶しやすい。
アイディアや企画はそういったシンプルな構成の方がメッセージ力があるとい
うお話でした。

まったくその通りで、このフレーズは打合せで行き詰った時にどんどん利用して
いきたいと思いました。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/684

コメントする

デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2010年5月11日 08:17に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「「セガレ」の方と。」です。

次のブログ記事は「長野市の「アートスペースFLAT FILE」。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

SAVE JAPAN
LooP38
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM