人は何が一番記憶しやすいか?そんなこともデザインに大切なポイントの1つ
です。
文章、音声、写真・・・などデザインには、さまざまな表現があります。
人間の心理は、それらの中で「色と形」が一番印象に残ると言われています。
ある調査の結果で、男子女子トイレのドアのマークの色を入れ替えてみたと
ころ、多くの人があべこべに入ってしまったそうです。
青は男性、赤は女性という先入観が私達にはあり、その色だけで物事を判断
しているわけです。
例えば、吉野家、ケンタッキーフライドチキン、ドコモなどの看板はどんなデザ
インですか?と聞かれれば、多くの人が頭の中で想像できるはずです。
しかし、それらお店のキャッチフレーズは何?と聞かれるとなかなか思い出せ
ない方が多いはずです。
つまり、「文字」より「色と形」の方が人は記憶しやすいわけです。
毎月つくるチラシデザイン、長年公開してきたホームページなどを当事者がデ
ザインに飽きたという理由でリニューアルする方がたまにいます。それは要注
意です。
使い続けているデザインの中には、今まで見た人への先入観が定着している
場合があります。だから、そこにある大切な「色と形」は使い続ける必要があり
ます。
また違う例えをすれば、「人の印象」です。
相手にいろんな話をしても話の内容より相手の記憶に残るのは、目で見たビジ
ュアルだそうです。例えば顔や服、体型などがそうです。
そう考えると人と話すときには、身振り手振りで話す事が大切だと感じますね。
そんな、人が記憶しやすい編集を考えながらチラシやホームページのデザインを
すると結構楽しく取り組めますよ!
コメントする