広色域印刷システム「GRAPHIC VISION REAL」

印刷はC(青)M(赤)Y(黄)K(黒)のプロセスカラー4色でカラー印刷されています。
印刷は、このプロセスカラーをJapan Colorという基準に準拠して印刷品質が保た
れています。

しかし、専門的な評価では、「明るい色がでない」、「色がくすむ」などの意見が多
いのが事実です。それは、YMCKのプロセスカラーはRGBの色域より狭いからだ
と言われています。

そんなRGBの色域にもっと近づけるための新しいカラーマネジメント構築を印刷
通販で有名なグラフィック社が行っています。

それをGRAPHIC VISION REALと言うそうです。

現在、新しいバージョンを開発のようで、もしかしたら日本の印刷基準になるので
はないかと言われるほどの品質です。

その理由は、サイトで自社のカラープロファイルの無料ダウンロードサービスを行
い、印刷依頼する方に対していつでも同じ品質を提供できるよう努めていることも
1つだと思います。もちろんDTP環境のない方には変換サービスもあります。

他社でこのような品質サービスをおこなっているサービスを私はまだ見たことがあ
りません。

今、印刷業で売り上げが下がり、頭を抱えている会社が多い中、みごとに印刷業
のマーケティングに成功していると強く感じる会社ですね。

地元の小さな印刷会社で、「うちの印刷は綺麗だ!」と自信をもっているオペレータ
がいても、その品質を、なぜか世の中の標準化にしようと考える会社が少ないです。

綺麗に印刷できるという自己満足では、印刷ビジネスは成立しない。

何度印刷しても常に同じ品質で刷り上る印刷会社が地域でも増えるといいですね。

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このページは、間島 賢一が2009年11月26日 08:24に書いたブログ記事です。

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