C to Bな発想。

消費者と生産者という従来の関係のバランスが変化し、従来の需要と供給の
考え方が変化してきています。

まず定義すべきは、今の社会を修理するのは国ではなく生活者であることです。
つまり企業にとって生活者は協働者(パートナー)ということです。

生活者のアイディア・行動・感情などのリソースを企業が接点を結び、新たな生
産やサービスを生み出していく、そういったC to Bな発想が大切です。

これはスケールの大きい話だけでなく、地域でも企画のできることです。

例えばワイナリーをつくることが夢である、東御市の醸造家小山さんはワイン葡
萄の苗をワインファンの生活者に声をかけ、その先の美味しいワインを楽しむた
めに一緒に畑を耕しています。
また、地元のスキー場ではシーズンではない春先にスキーファンを集めてバーべ
キューとゲレンデ清掃を兼ねたイベントで盛り上がっています。

生活者の意思と行動による社会修理は皆さんの身近で結構始まっています。

そんなC to Bな発想がビジネスの強い絆になると感じています。

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このページは、間島 賢一が2009年11月16日 08:52に書いたブログ記事です。

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