2009年11月アーカイブ

最近は大手企業の倒産のニュースに驚かなくなってきました。
穴吹工務店のニュースだって、初日だけの話題だった気がします。

86円の円高でさらに企業の悪いニュースが近々流れるでしょうね。
それだけ経済が大変だからでしょうか、儲けのためなら何でもしてしまう姿勢
が露骨にビジネス上で行われています。

何でこんな田舎にやたらとマンションができるのも不思議でしたが、建築だけ
でなく、商品を売るために大げさなメリットを言って生活者のことを考えずに今
までは生きのびられた企業があります。そして今もなお必死に私たちの生活に
関わろうとしているわけです。

ネット上では、多くのブロガーや個人サイトがアフェリエイトなどを利用したお金
儲けの目的ばかりです。またそういった個人の金儲け主義を後押しするように
商材を開発販売する会社も多いです。

そして、「商売で儲けることへの罪悪感」を捨てるという自己啓発をするひとが
多くなると思います。

儲けて世の中のためにつかうなど、正しい道筋があればけっして悪い考えでは
ないですが、多くの人は世の中のためより自分のためと考えがちです。

子供のころは皆、「人のためを考えなさい!」なんて親に言われていたはずが
いつの間にか「自分のためにしか考えない」という人が多い時代になりつつあり
ます。そういった事実を真正面で受け止めながら、企画デザインの仕事の中で
企業の販売促進を提案していかなければならない・・・

生活者の暮らしを豊かにして幸せにするための商品開発や販売に真剣に取り組
まないと、これからの企業は生き残っていけない気がしますね。

印刷はC(青)M(赤)Y(黄)K(黒)のプロセスカラー4色でカラー印刷されています。
印刷は、このプロセスカラーをJapan Colorという基準に準拠して印刷品質が保た
れています。

しかし、専門的な評価では、「明るい色がでない」、「色がくすむ」などの意見が多
いのが事実です。それは、YMCKのプロセスカラーはRGBの色域より狭いからだ
と言われています。

そんなRGBの色域にもっと近づけるための新しいカラーマネジメント構築を印刷
通販で有名なグラフィック社が行っています。

それをGRAPHIC VISION REALと言うそうです。

現在、新しいバージョンを開発のようで、もしかしたら日本の印刷基準になるので
はないかと言われるほどの品質です。

その理由は、サイトで自社のカラープロファイルの無料ダウンロードサービスを行
い、印刷依頼する方に対していつでも同じ品質を提供できるよう努めていることも
1つだと思います。もちろんDTP環境のない方には変換サービスもあります。

他社でこのような品質サービスをおこなっているサービスを私はまだ見たことがあ
りません。

今、印刷業で売り上げが下がり、頭を抱えている会社が多い中、みごとに印刷業
のマーケティングに成功していると強く感じる会社ですね。

地元の小さな印刷会社で、「うちの印刷は綺麗だ!」と自信をもっているオペレータ
がいても、その品質を、なぜか世の中の標準化にしようと考える会社が少ないです。

綺麗に印刷できるという自己満足では、印刷ビジネスは成立しない。

何度印刷しても常に同じ品質で刷り上る印刷会社が地域でも増えるといいですね。

12月5日(土)信州 菅平高原のスキー場がオープンします。また、裏太郎ゲレン
デにてオープンフェスティバルを開催予定です。スキー、スノーボードファンには嬉
しい「早割シーズン券」が登場。10月1日から11月30日までに入金されたお客
様に限り通常6万円を5万円にて販売いたします。締め切りわずかなのでお早めに。

以外に知られていないのが地元の方にお得な「上田市民シーズン券」

上田市民に限り3万円でシーズン券を購入することが出来ます。

菅平高原は初心者から上級者まで楽しめるウィンタースポーツリゾートです。
スノーボードも全面滑走OK!感動のロケーションと多彩なコースをお楽しむことが
できます。

是非!

上田市の特産物を料理として提供できるお店や宿泊施設を認定する
「地産地消推進の店」のサインをつくりました。

上田市産の食材を10品目つかった料理を提供できるのが認定の条件で
最初の認定は11店舗です。この先も公募はしていくようです。

地元の食材を地元で提供して消費していくことが、今とても大切なことで
全国各地でこういった地産地消が行われています。

uedassann.JPG

デザインや印刷も地産地消になってくれないかな・・・

まず先にチラシなどを作成する時の考え方でZ型の法則をご存知ですか?
人間はモノを見るときにZの流れで見るという心理に基づき編集をする考え方
のことを言います。

だから、主要な情報は左上に配置する、見せたい順序でZ型に配置してくなど
を考慮した編集は、とても効果的だと言われています。

しかし、ホームページの場合はZ型の法則ではありません。

業界ではF型の法則と言われています。

ホームページの場合、ブラウザでホームページを表示させたあと、右側にある
スクロールにマウスを合わせる行動をとります。だからその時点で最初の視点
はチラシと大きく変わります。

例えばyahoo!などにある大きな広告はどこに配置してあるか記憶にありますか?
右側上段に四角くしっかりと配置されています。つまり、F型の法則でちゃんと
構成されているんです。

トップページを見て、知りたい目的が瞬時に見つからないと、そのホームページか
ら閲覧者は離れてしまします。

F型の構成でホームページをデザインすることにより、ショッピングサイトなどは
特に効果が大きく変わると思います。


もうじき当社の健康診断です。
今年はメタポ診断もあるので覚悟を決めています・・・

ところで「健康日本21」をご存知でしょうか?
個人の健康観に基づき、一人一人が主体的に取り組む課題の健康を実現する
ために政府が長期計画した取り組みです。

がん、メタポリックなど個人の健康を保つためにさまざまな啓発や各医療施設な
への地方計画も行われているようです。

そもそもこのような財団法人ができるのも日本の医療業界における深刻な問題
があるからだと言われています。

それは看護職員の不足です。
ある統計では来年は約1万6000人の看護職員が不足すると言われています。

つまりその労力の問題解決よりも、個人の健康を個人が維持することが重要と
国が啓発しているわけです。

早朝深夜のテレビショッピングも健康をテーマにした商品ばかりです。

健康をテーマにした観光、健康をテーマにした商品開発など、気が付かないと
ころでその勢いがビジネス界でも激しくなってきています。

生き延びたいという人間は本能があり、この先永遠と商品のコンセプトとされて
いくのでしょうね。

丸山珈琲さんの中原バリスタがバリスタチャンピオンシップ2009でみごと優勝
しました!日本一です!やりました!

以前からこのバリスタチャンピオンシップには情熱を燃やしていた丸山珈琲さん
だけに嬉しいニュースです。

丸山珈琲の社長である丸山さんは、世界を旅するコーヒーバイヤーです。
農園の方たちとの深い信頼を得たうえで栽培された珈琲豆を仕入れ、自社で
バリスタの技術を向上させ、美味しい珈琲を提供しています。

最近では、軽井沢のハルニレテラスにもお店をオープンし、珈琲ファンで賑わって
います。

バリスタチャンピオンシップ優勝者は次のイギリスでの世界大会に出場が出来ます。
長野県の珈琲が世界一になったらすごいことです!

今後の活躍に期待しています。

消費者と生産者という従来の関係のバランスが変化し、従来の需要と供給の
考え方が変化してきています。

まず定義すべきは、今の社会を修理するのは国ではなく生活者であることです。
つまり企業にとって生活者は協働者(パートナー)ということです。

生活者のアイディア・行動・感情などのリソースを企業が接点を結び、新たな生
産やサービスを生み出していく、そういったC to Bな発想が大切です。

これはスケールの大きい話だけでなく、地域でも企画のできることです。

例えばワイナリーをつくることが夢である、東御市の醸造家小山さんはワイン葡
萄の苗をワインファンの生活者に声をかけ、その先の美味しいワインを楽しむた
めに一緒に畑を耕しています。
また、地元のスキー場ではシーズンではない春先にスキーファンを集めてバーべ
キューとゲレンデ清掃を兼ねたイベントで盛り上がっています。

生活者の意思と行動による社会修理は皆さんの身近で結構始まっています。

そんなC to Bな発想がビジネスの強い絆になると感じています。

何となく生きる・・・といった人生観を見直し、生活の本流と源流を問い直す
行動が今、ビジネス界を変化させています。

一番最初に生活者が見直そうとするのは「第一次生活」、つまり衣食住です。

その商品に教養や品格を求めたり、地域が抱える問題に挑戦する意欲を
高めたりなど、生活に再設計を求めるベクトルがビジネスヒントになるので
しょう。

何より分かりやすいのは、今の農業ブームでしょうね。
(ちょっと行き過ぎな感じだけど)

そのモノの背景や人間臭さのある奥行きが、生活者には「てごたえ」になり
共感を得る事ができるのです。

ただ安いだけでは売れなくなった時代。

昔の成功手段を上手に話して相手にもっとらしく感じさせ、結果は大失敗な
んてならないように、販売促進の考え方を改めないといけませんね。

手を使いたい、手間暇をかけたい、手触りを感じたい!そんな生活者の
ベクトルが高くなってきている気がします。

社会が効率化や省力化になり、自分が何もしなくても機械やシステムが
やってくれる便利な生活になった一方、自分でできることが少なくなって
きたと気が付き始めている生活者が増えてきています。

例えばパソコンの変換に頼らずに漢字の読み書きを学びたい、エスカレ
ーターは使わずに階段を利用するなど、自動化に反動する行動が生活
の中で少しずつ増えてきています。

その延長にはモノの価値も変わりつつあります。

ホームページなどより手触り感のある印刷物、またプリンターで作成した
名刺などが嫌だという人が増えてきています。
自分で何かを作り上げたいという創作意欲のある人も多いです。

決して良いとは言えない日本社会の生活の中で、「てごたえ」を感じて生
活していきたい生活者が多いのでしょう。

根をはり、手間暇をかけて、創造する。

そんな思考が仕事や生活の中で生きていると実感できることなのかも!

この生活者の「てごたえ」が、この時代のマーケティングにとても重要な
キーワードになると感じています。

長野市の印刷機材商社「ツルガ」が倒産したと先週耳にしました。
当社とは取引は無いのですが、私の以前の勤め先であった印刷会社が
取引していて何度か足を運んだことがあります。

ちょっと寂しいですね。

景気の良いときの印刷会社は設備重視の経営が多く、良い印刷機があれ
ば仕事は受注できるという間違った考えでした。

印刷機は高いもので1億円するようなものもあり、設備投資した費用は当時
10年間で返済する計画が一般的でした。

しかし、利益の薄い印刷商品から10年間で1億円かせぐことができるという
経営者の考え方が当時の私の疑問でした。(絶対無理だと思う)

昔は世界的にも最高と言われる印刷機は、いくらお金があっても信用できる
印刷会社にしか販売しないといった商社の姿勢もあったようです。

そういえば、取引する印刷会社は「積み立て」を商社と交わし、その先印刷機
械を購入するためにお金を貯金し、必ず印刷機はその商社から購入する関係
でもありましたね。

印刷設備に必要なコストは、まったく発注者(お客様)の視点で考えたものでは
なく、あくまでも印刷業務の環境をその先もっと拡張するためにオプションで複雑
にされていて、何だかどんどん費用がかかるシステムになっていたのも記憶にあり
ます。

そして時代はそれとは逆行し、低価格・流通改革になり、その設備のありかたは
まったく矛盾したモノになり、導入した印刷会社は高額機械を工場に設備したま
ま受注がなくなり、頭をかかえて倒産する会社が今もなおあります。

問題は当時、そういた中小企業の間違った方向を指摘し、軌道修正してくれる
仲間の企業が少なかったせいもあると思います。

モノが売れればいいと経営者の機嫌をとり、5年10年先の経営を考慮した適切な
情報などが交わされていなかったです。

また、他業種より印刷業は自社のマーケティングが下手なところも欠点でした。

長野は戦中に書物が燃やされないように、疎開した歴史をもつ印刷関連会社が
とても多いです。今となると多すぎる数です。

残念だけど、ちょっとしばらくの間、寂しい話がまた聞こえてくるのが現実的に感
じます。


ブログの書き込み、しばらく出来ませんでした。
究極な忙しさで頭が回らず、やっと山をこえたのでブログを書きます。

・・・と思ったら、記事にするネタが思いつかない!

ただすぎる時間の忙しさの毎日だと、物事を感じることを忘れてしまう。
だめだなこれじゃ~。

毎日、夜中まで働きっぱなしの人からアイディアや仕事の話を聞いても
参考になる話がない。逆にそんな忙しさの中でも遊ぶ時間をつくり
さまざまな経験をしている人の方がリアリティある為になる話を聞かせ
てくれます。

先日もテレビを見ていて大人の一人旅ツアーが人気と流れていました。
一人旅だけどツアーなんです!

一人旅はしたいけど一人じゃ寂しいと思う旅行者が多いそうです。
そんな放送を「へぇ~ほぉ~」と見ていました。

企画デザインをしている人はそんなんじゃダメなんですよね。

すでにそういった生活者の動向は誰よりも早く気が付いていなくては・・

先月、すごく仕事が忙しかったのですが、何だか自分の向上に関する
ことは、さぼっていた感じがしてなりません。

明日は軽井沢に打ち合わせ。
時間もあるので、ちょっとあちこち探索してみようと思っています。


もう11月!早すぎます、月日が経つのは
10月は究極の忙しさで、秋に移り変わる景色にも気が付かず寒いのに
腕まくりをしていました・・・

世間では不景気と言われつつも、企業は水面下で新たな企画や商品開発
がパワフルに行われています。だから当社のような企画デザインの会社の
現場も大忙しです。

その中でもホームページ制作の依頼はとても多いです。
数年前からブログ機能のあるホームページが基本的になり、年配の方でも
簡単にホームページ管理ができるようになりました。

先日、ある公共施設の管理担当の方に納品したホームページの管理方法
の講習をしてきました。60歳以上の方々でしたが、私が作成してきた取説を
ざっと目を通すと、いとも簡単に理解してしまいました。

逆に聞きたかったパソコンに関する質問も結構コアな質問が多くてビックリ。

ブログ機能でつくられたホームページは文字入力の知識さえあれば誰でも
簡単にホームページの新着情報などを更新することができます。

いつも、ブログでホームページ作成を提案するときに苦労するのが、お客様
に対しての説明です。

「ブログ?日記はいらないよ~」など、言葉だけではなかなかブログでつくる
ホームページの良さが伝わらないことが多いです。

専門的な用語をならべて話すと、なお提案内容が伝わらず、結果的に仕事
にならないことも・・・

おじいちゃんにも分かる、ホームページ提案方法を身につけなければと感じ
ます。例えばジャパネットの番組みたいに出来るだけ専門用語を言わない
コンセプトはモノが売れるために必要な心配りなんですよね~

例えば、あなたならブログ機能のRSSをおじいちゃんに何て解説します?


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