ネガやポジの出力。

当社はデザインを業務としている会社です。ちょっと前までは印刷物に関係した
仕事が殆どでした。昔の印刷は作成した版をポジネガフィルムに出力して
そのフィルムをかえして印刷用の版を作成していました。

そのフィルムというものが当時は重要で、当社には大きなサイズまでフィルム出力
できる機械(イメージセッター)が今でも残っています。この機械を簡単に例えれば
大きな現像機みたいなものです。

通常印刷に必要なフィルムの需要は少なくなりましたが、実はこのフィルムがと
ても必要な業種があり、当社をご利用いただいています。

それは、スクリーン印刷です。

スクリーン印刷とは主に工場などでつくられた製品やパーツなどの立体物に印刷
する方法です。

それには必ず印刷したいデータをネガフィルム出力する必要があります。
例えば携帯電話リモコンなどのサンプルを作るときは、必ずボタンなどにスクリー
ン印刷が使われています。Tシャツなんかもそうです。

古い機械で印刷業界に必要のない設備だと思っていたけど、現在では多くの製造
の方からご相談を受けています。

でも機械がちょっとでかくて邪魔ですけどね。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/531

コメントする

デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2009年8月26日 09:50に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「永井農場のロゴマーク。」です。

次のブログ記事は「当社のルール。」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

SAVE JAPAN
LooP38
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM