2009年7月アーカイブ

車が新しくなりました。軽自動車です。
カラーもデザインルームエムらしくていい感じです。

しかし、最近の軽自動車はしっかりと走るし、燃費もいい!
リッター21kmですよ!

車内も軽自動車とは思えない贅沢なつくりです。





というわけで、我慢して禁煙車にすることにしました。

上田市民の7人で活動する「ゲートウェイUEDA」という観光イベントが注目
されています。
このイベントは、クイズを解きながら地域の観光地を巡り歩く内容が特長です。
出題されるクイズは、地元の歴史や文化、また市民に聞かないと答えられない
問題などがあり、上田市を深く知っていただくとともにコミュニケーションも図る
ことができるイベントです。当社もこの企画に大きく関わっています。











7月に第一弾の開催をしたのですが、嬉しいことに7月28日の地元新聞にも大
きく掲載されました。

こおイベントは8月から11月まで毎月1回、JR上田駅を発着点に開催されます。
詳しく情報やお問い合わせは公式サイトをご覧ください。

ゲートウェイUEDA公式サイト


昨日、ネットを見ていたら突然パソコンが壊れてしまいました。
Windowsを利用しているのですが、どうもハードがやられた感じです。
レイアウトの資料、見積書など仕事を進行するのに必要な書類が
すべて認識しない状態になり、あたまが真っ白に・・・

WEB制作のデータベース構築などでお世話になっているシステム会社の
Nさんに相談したところ、何とか復旧することができました。

通常だとハードのリカバリーは15万円程度かかるようです。
何とかお試し版のリカバリーソフトを見つけてもらい費用も最低限で
解決できました。Nさんありがとうございます!

本当に、本当に、データのバックアップをしておかないと怖いですね。

長野県東御市のイラスト作家,丸山ひとしさんにHPデザインに使う「ねこキャラ」を
書いていただきました。





丸山さんは、動物のイラストがとても得意な方です。
特に私たちのような商業用デザインに使用するイラストは、タッチや構図の要望が
さまざまです。単にイラストが上手なだけでは、ダメなんです。
この「ねこキャラ」、実はデザインルームエムのホームページに起用をします。この先
この「ねこキャラ」をいろんな事に使用していきたいと考えています。お楽しみに。


企画デザインの仕事をしていると、デザインを評価頂くことが仕事の中で必
ずあります。例えば、マークのデザイン、チラシのデザインなど。

さまざまなデザインの根拠や意味を説明して担当者に伝えるのですが時に
「みんなに見てもらい意見をまとめますね」と言われ、結果的に「多数決」でそれ
が変更されてしまうことがあります。

この確認の手段、「多数決」は要注意です。

多数決で決まるデザインは、言いかえれば「万人受け」する構成です。
万人受けする構成は、特長的ではありません。だから仕上がってみると
「普通」なわけです。
しかも、いろんな人の意見が混在すると編集に整理が出来なくなり、ごちゃご
ちゃした分かり難い構成になりがちです。もちろデザイン性は無くなります。

これすごくいいね!と思われるデザインは、意外と好きな人は好き、嫌いな
人は嫌いと感想が分かれる
ものだったりします。

「10人中7人の浅い印象」と「10人中3人の忘れない印象」・・・

どちらが正解というわけではないですが、よく目的を理解して販売促進やブラ
ンディングを検討すべきだと思いますよ。

また、私たちと同じ立場であるデザイン関係の人は、どんな結果になるとしても
デザインしたものを人から評価されることに逃げていては絶対ダメです。
だってそれは、お客様からお金を頂きモノをつくるための仕事ですから・・・

そうそう!ストレスを感じず好きなモノ(デザイン)をしていた人は会社を辞めて
山にこもれ!ってgooddesigncompanyの水野学さんがそう言っていたな~

長野市北長池にある小さな工務店「ヒロセ建設」という会社のホームページ
作成をお手伝いさせていただきました。
この会社は、社長さんをはじめ少人数の職人さん達で住宅の建築や不動産
販売を行っています。

一見寡黙な社長さんですが、家づくりの話になると話が止まらず、「家づくりが
とても好きなんだな~」ととても感じる人物です。
メーカーなどの大きな規模の会社とは違い、沢山建築するのではなく、1棟を
大切に建築したいという想いの強さが、この会社の特長です。

家づくりをしたい方は、自分の家族のために一生懸命関わってもらいたいのは
当然です。効率的、業務的な対応って嫌ですよね?

このようなニーズは、建築業だけでなくすべての業種にあるような気がしますね。



デザインをするにあたってコーポレートカラーということが大切です。
分かりやすく言えば、吉野家って何色?ソフトバンクって何色?と聞かれれば
皆さん答えられますよね?

中小企業のCIでもこういったことは、過去よりルール付けされているはずです。
このコーポレートカラーを名刺をはじめ、すべての広告宣伝にちゃんと使用するこ
は企業イメージを印象に残す為に重要です。

例えばその色により安心感、お得感、信頼感、高級感などが印象的になる様に
デザイナーさんが真剣に考えてくれているはずです。

しかし、使い続けることをちょっと忘れてしまっている企業が多いです。
きっとロゴマークなどの作成をした当時は高い予算を使用したはずです。
封筒の用紙の色をちゃんとすることからでも良いです。
大切にコーポレートカラーを利用しましょうね。


当社デザインルームエムのホームページがリニューアルしました。
約1年前に構想し、もっと情報を発信できるホームページをつくりたいと
暇な時間に皆でつくろう!と言っていたらこんなに月日が流れてしましました・・・

下のような構成資料をしっかり作成して、社内でもみにもみまくり、「現在にあった
デザインをどう伝えたら良いか?」を検討するなど、けっこう頭を悩めました。
過去の実績の整理にも結構時間がかかったのですが、この先も少しずつ増やして
いきたいと思います。





技術的なことははムーバブルタイプを利用してデザインすることでした。
このホームページのすべてのページは、ムーバブルタイプという仕組みを利用して
いるので、難しいホームページの知識がなくても更新がとっても簡単にできるよう構
築されています。

あと、簡単なフラッシュゲームなんかもあります!
もしお時間がありましたらご覧いただき、「こんなページがあったらいいな」などの
ご意見を頂けたら幸いです。

そして今後ともデザインルームエムをどうぞよろしくお願いします!



リニューアルしたデザインルームエムのホームページは
こちらからご覧いただけます→http://www.d-emu.co.jp


印刷といっても実は刷るモノによりさまざまな印刷方法があるのを
ご存知ですか?ちょっと専門的な話ですが印刷方法の紹介を少しだけ!

オフセット印刷(チラシ・パンフレット・ポスター)
最も主流の印刷方法で、クオリティーが最も高く、一般的には全てオフセット印
刷が基本になります。オフセット印刷の方法は、まずパソコンのデータからフィル
ム(ポジorネガ)を出力します。更にそのフィルムから刷板(PS版といいます)に焼
き付け、そのPS版を直接印刷機にセットし、印刷していきます。最近ではオフ
セット印刷でもCTPという方式が主流になりっています。

CTPとは?
CTPというのは、通常の製版の工程は上記に挙げたように、データ→フィルム→
PS版という工程になりますが、CTPはデータ→PS版という工程になります。それ
により工程が一つ省けるというわけです。無駄な工程が一つないわけですから
その仕上がりも綺麗にすることが可能です。


凸印刷(シール・ステッカーなど)
一言で言えば、昔ながらの印刷方式です。樹脂版というゴムのような素材で、
これをハンコのような具合に押していくような形で印刷します。ですので、グラ
デーションやベタ塗り、色のかけ合わせといった表現が難しく、通常はシールな
どの単色印刷等に向いています。


チラシを作りたい!
そんなお客様は、今の時代ですから大きな成果を期待して相談されてきます。
その業種もさまざまで、小売店から建築会社など販売や集客が目的です。

しかし、ねらいとなるターゲット(見込み客)は最近の宣伝広告の作戦を見破って
います。昭和的な考え方のイメージ写真メインのデザインやプレゼント企画で
何とかしようというのは成果が低いです。

これには、私たちのようなデザイン会社も意識を変える必要なことがあります。

それは、クリエティブ(独創的)を捨てる事です。

かっこいいロゴマークや素敵なお店の看板などには、クリエティブはとても大切
かもしれません。しかし、直接的に人の行動をコントロールするチラシは、綺麗だ
けでは、まったく意味がありません。

当たり前ですが、100万円チラシの費用に使ったら、その100万円プラス企業の
利益を生み出せなければその企画は失敗に終わるのです。

スパーのチラシですべての商品を88円で構成したチラシが大きく効果のあった
例があります。これはすべて同じ数字を並べることで見る人が興味をひく確率が
高くなる心理をついた作戦でした。

またホームページでは、SEM(バナー広告)に利用するリンク広告枠のデザインを
「押さないで下さい」というキャッチを入れたところ多くのアクセスを誘導した例も
あります。押すなと言われれば押したくなる心理だそうです。

こういった例の中でグラフィックデザイナーが言うクリエティブってまったくありません。

もちろんクリエティブなデザインは、私自身も大好きで楽しいです。
時には、それがメインの仕事もあります。その時は心のスイッチを入れ替えます。

そんな企業側(クライアント)の考え方やデザイン会社の意識のずれが、ごちゃご
ちゃになり「広告は効果が無い!」と一言でかたずけられているのが現状です。

しかし、方法が間違っていることが多いのです。

あなた自身も自分のお金で何かモノを買う時は、何らかの影響を心に受けて行動
にうつしているはずです。そらが何だったかを探ると、宣伝広告ってとても面白いと
感じるはずですよ!

最近のホームページデザインの基本は、CMS(Content Management System)
が殆どです。CMSとは、簡単に言うとページの更新や公開などの管理がとても
簡単にできるシステムのことです。ブログでホームページをつくると言ったら分かり
易いかもしれません。

どんな業種の案件でも、まずこのCMSを提案します。
私の場合は、ムーバブルタイプという商品です。

実際にこれでホームページを構築すると、とても更新が簡単で使いやすいです。
日時指定で記事を保存して自動的にイベント情報を正確な日時で自動公開したり
トップページにさまざまなカテゴリの更新情報を自動表記させ、いつも変化のある
トップページ構成をつくることも出来ます。

しかし、根本的にクライアントが更新頻度を高くする意志がなければ、まったく意味が
ないです。現実にお金をかけたと思うCMSで構築されたホームページがまったく更新
されていない状態を沢山見かけます。

これは、そもそも提案するHP制作業者が悪いと思います。
システマチックなことばかりの知識で固めると、どうしても最新の機能を提案してしま
います。車は走ればいいと思っているお年寄りにスポーツカーを提案しているのと
同じ事です。

もしかしたら、「ホームページはつくらない方がいいですよ」と伝える必要がある案件
も実際あると思います。

金になるなら何でも高機能にして売っちゃえ!と業務を勘違いしている業者は未だに
多いです。

必要なのは、クライアントが販売に関して情熱があるかの観察と、それが低ければや
る気にさせる立役者に業者がなることです。
それでもだめならお仕事を断ることも責任感のある決断だと思います。

クライアントの社員が自らチラシを手配りする意欲があれば、ホームページでもとても
良い進化をするはずです。

成功の鍵は、システムではなく「人」なんですよね。

知り合いのデザインプロダクションに勤めるデザイナーさんが先日挨拶に来ました。

「僕、今の会社を辞めることにしました」

という理由でした。

自分の技術や知識を高めたいことが一番の理由のようで、応援したい気持ちが高まり
長い時間お話をしました。

リストラされたとかと違う、自分を磨きたいための退職はとても行動力のある良いこと
だと思います。しかも不況である今のタイミングは勇気も必要ですしね。

Mさんこれからもいろんな情報交換をしていきましょう!
頑張ってね!

長野県上田市には、別所温泉という観光地があります。
近くにローカル線が走る別所温泉は、香り豊かな温泉が特長で全国から
多くの観光客が足を運ぶ観光地です。

ここには、古くから地元住民や観光客が利用していた日帰り温泉「相染閣」
という建物があります。その建物が老朽化してきて、最近別の場所に新しく
建設されてオープンしました。

残った旧相染閣が未だあるのですが、今年度に解体する予定のようです。
この解体には3000万円の費用がかかるそうです。(ちょっとびっくり)

仕方がない話ですが、その後に解体された土地の利用に期待をしたいと
思います。

よくあるパターンは、更地にした場所を駐車場にする考えがありますが
ここ別所温泉は、ローカル線の「別所線」を利用すると情緒があってと
ても良いです。ローカル線を多くの方に利用してもらうには、駐車場を作る
のではなく、少し不便にしておく方が別所線を利用してくれると思います。

地元の方は、この相染閣が解体されることに寂しさを感じているようです。
昔は、こういった施設を利用して地元の方の結婚式を地域の方たちが協力
して行ったそうです。公民館などもそうです。

そんな思い出のある場所が無くなるのですから寂しいですよね。


最近、東京恵比寿にあるパシフィックファニチャーサービスの石川さんとお仕事をしました。
空間デザインが得意な会社で多くの店舗デザインや家具デザインをしています。

石川さんとお仕事をしていると、とても感じることが「朽ちていくデザイン」です。

ここでいう朽ちるとは、形がくずれたりぼろぼろになったりするようなことです。

例えば、僕らは看板のデザインやユニフォームのデザインなどを依頼されることが
あります。しかし多くの考え方は、数年たっても綺麗な状態が維持できる素材など
から仕様を考えたりします。

しかし、石川さんの場合はまったく違います。
看板なども木材に簡単に塗料を塗り、数年後その塗料が少しはがれかける感じを
想定してデザインを考えるのです。
これは、ユニフォームの染めなども同じ考えです。


例えばこんな感じ

私達のような企画デザインをする仕事は、そういった考え方も胸にしまっておくと
良い提案プランを選択できる気がします。


軽井沢星野エリアにハルニレテラスというショップエリアがオープンしました。
ここにはお世話になっている永井農場さんのジェラート店や丸山珈琲さんの
お店もあります。

先日、撮影のため永井農場さんのジェラート店に行ってきました。
アルバイトの方たちがジェラートの盛り付けなどの研修をうけているのと重なり
その様子を見ていました。お客様役のスタッフと接客の練習をするなど、何だか
みんな一生懸命で微笑ましくなりましたよ。

ジェラート店は、「ピュアミルクジェラートナガイファーム」という店名です。
店頭にある牛のディスプレイは必見です。
CowParadeというもので、牛をモチーフにしたアイディアあふれるアイテムが
見ているだけでおもしろいです。もちろん販売もしているので是非!

また、丸山珈琲さんは、本を購入できるスペースも兼ねた落ち着いた雰囲気です。
ここだけでしか買えない珈琲豆「ハルニレ オリジナルブレンド」は、特別に良質な
豆を使用しているそうです。これも見逃せません!

夏でも涼しい軽井沢の風に癒されながら、ハルニレテラスでのんびり楽しんで
見ませんか?


ハルニレテラスの公式サイトはこちら→http://www.hoshino-area.jp/shop/

日本各地域で「地産地消」が盛り上がっています。
地域で採れたものを地域で消費しようというのがそれです。

昔の特産品を復刻したり、ご当地料理のレシピを作ったりなどさまざまです。
地元の良い物を再認識して利用することはとても大切なことです。
しかしこの背景には世界的な問題があると思います。

それは、「中国」です。

日本はこの先どんどん高齢化になっていきます。しかし中国は、それとは逆に
どんどん人口が増えています。
もし、中国の暮らしの食生活に新しい文化が入るとどうなると思いますか?

例えば珈琲を食後に飲む事が、中国の方たちの生活スタイルになれば
とてつもない珈琲豆の需要が中国に生まれます。それは牛肉などもそうです。

そうなると日本に輸入するそれらは、中国で消費されていきます。
流通や経済は、多くの量を消費してくれるところの方がビジネスとして成り立つ
わけですから、日本が他国に求める食料などが手に入らなくなる時代が近いの
です。この話はそんなに大げさでもない現実的な話ですよ。

だから「地産地消」なの?なんて思ってしまいます。
この先の大変な現実に向けて、日本は国が地域の食を守るのではなく、地域が
自分の力で食文化を守っていく力をつけさせていこうと考えているのでは・・・

ちょっと考えすぎですかね。

2011年7月にテレビのアナログ放送が終了します。
それに代わりデジタル放送が今まで以上の情報発信を可能にします。

しかし、最近のテレビ番組は面白くないと思いませんか?

バラエティ、旅番組、グルメ番組、多くがこんな内容で編成されています。
何故かというとテレビ局も不況なのです。

インターネットの普及やテレビのチャンネル数が増えて、私たちの情報源
の選択はとても増えました。

そのためスポンサーが無いと出来ないテレビ番組は、経費のかからない
番組にするほかないのです。つまりタイアップです。

あらためて最近NHKを見ると、とても良く取材をした番組を放送していると
感心してしまします。今一番為になる放送を流していると感じます。

生活者の行動や心理に影響が強いテレビ放送は、私たちの暮らしを豊かに
できる要素があると思います。
また、不安や危機感をあたえる要素もあります。

個人的には真実を放送すると共に、上手に私たちの暮らしを豊かにする
コントロールをして欲しいと思いますね。


行楽シーンズンが近いのと高速が1000円なことが重なり、今さまざまな
観光地がそのPRに向けて動いています。

軽井沢のハルニレテラスオープンもあり、私もちょっとパニック状態・・・

また夏祭りに向けての「うちわ」のデザインなどもやっています。
(当社はいろんなこと、やるんです)

消費が低迷しているとか言われているわりには、新しいお店などが次々
とオープンが予定されていてチラシやPRなどの相談がとても多いです。


デザイン業って今とても忙しく仕事がパンパン状態です。
デザイン業界の不況は、PRしなくてもモノが売れてしまう時なのかな・・・

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