グーグルやYahoo!などに検索がかかりやすくホームページを作成する
SEO対策の手段が一般的になり、その考え方がどんどん複雑で難しく
なってきています。
サイト運営者が「SEOされていないとモノが売れない」
と不安になりさらにホームページを改良していたらスパム扱いにされて逆
効果になるなんてことも増えているそうです。
検索エンジン側もより公平な結果を出す為に進化しているわけですから
「こうすれば検索にかかる」といった方法論は、常に変化するのはあたり
まえの話です。
でもこれらの考え方は、あくまでもサイト運営と検索エンジンとの関係です。
忘れてならないのは、サイト利用者です。
何故かインターネットに関して同業や専門家と議論をするとこういった仕
組みについて視点が集中した内容になります。(大切ですけどね)
重要なのは、良いホームページの作り方だったはずなのに・・・
検索結果の上位10位に入らないとモノは売れません!なんてある本に
書いてあったような気がします。しかしインターネットを利用している人は
本当にそう思っているのでしょうか?
それは、「ビルの何階に店舗があります」といった結果であり、買う人は
欲しい物を雑誌を読んだり人に聞いたりして、「探す」ということに執着を
持っているはずです。
だからインターネットだって「安さ」、「安心」、「品揃え」・・・など、自分の目
的のためには、何ページだって見ると思います。
だから今、あらためてホームページの良い編集に視点を向ける時代です。
良い編集とは何か?
それは取り扱う商品やサービスによってさまざまな考え方があると思いま
すが、今の10倍の「お客様の立場になって」を想うことからはじまると考え
ます。
「店に入ってきたからモノを買うはずだ」と未だに考えている人が多いです。
普段の店舗だって声をかければスーっと出て行ってしまうのにインターネット
ならお客様が逃げない何てあるわけがないです。
お買い上げのあと、出口まで見送り、感謝のご挨拶をしてくれる店は、また来
ようと思う印象だったりします。
それと同じ印象をあたえるホームページは何が必要かを考える。
これ、SEO対策より難しい課題ですよ!
世の中、「SEO」の3文字に振り回されている感あり。
おっしゃるとおり、(SEOも大事だけれど)中身が重要だと思います。