最近、住宅リフォームの依頼が多くなってきているようです。
それぞれの地域には、リフォーム専門会社がありますが、このごろは地元の
工務店への依頼に生活者の動向が移行されているようです。
背景は、家を建てたいと思っていた方々がこの経済の悪化ににより、家を建てる
ことを見合わせる動きがあるのが一つのようで、家を建てずに実家に戻り改築す
る方が多いそうです。
その原因かどうかは分かりませんが、近所にあるアパートは空室がとても多く
なってきました。また、TV放送の「劇的ビフォーアフター」の復活なども、その背景に
あるような気がします。
では、なぜ工務店に依頼が多いかというと、それは「安心感」がポイントのようです。
工務店は地域密着で家づくりをお手伝いしています。
その家のリフォームにおける技術や知識は、もちろん得意な分野です。
床の張り替えや壁の塗装などは、リフォーム専門の会社で十分ですが
改築となると家を建てることのできる技術や経験があることが、生活者にとって
安心感につながっているようです。
そして、会社が長年経営が安定していることも重要のようです。
数年後、不具合があったときに電話をするとリフォームチェーン店などの場合は、
業績が悪くなり営業所が無くなっている場合があります。
しかし、地域工務店のほとんどは、現在も長年地域に密着して経営を続けられ
ています。それは、会社をただ大きくすることが目的でない、地域の暮らしを応援
するという健全とした経営が理由だと思います。
リフォームをどの会社にお願いしたらいいのだろう?
そう考えたときに、設備の専門家ではない生活者は、システムキッチンやトイレ
などのハードに目先がいってしまいます。
しかし、実は良いリフォーム会社は、ハードを設置・工事する技術や知識を持った、
職人のいる会社に頼むことが大切なようです。
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