企画デザインの仕事をしていると、同業の方や知識の持った担当者などと物事に
対して意見を交わす時があります。
長い時間、いろんな話をしたけどテンションが上がっただけで結論が
出なかったことってありませんか?
また、相手が自分の話にとても感心してくれたけど、次の日には、なかった事の
ようになっていたとかもそうです。
これって私の反省点でもあるのですが
特に客先で仕事につながる為の会話では、「アイディアの連発はダメ」だと思います。
企画やコンサルを仕事をしている方は、多くの情報や知識を持っています。
だから、その企業に足を運んだり、様子をうかがっただけでいろんなアイディア
が素早く浮かんでくる能力があります。
もちろん、その段階のアイディアはその場で感じた根拠の無い浅いものですが、
お客様に良いリアクションが欲しい一心で、アイディアを連発してしまいがちです。
相手の知識は、基本的に私たちが得意とする企画デザインやマーケティング
ではなく、本業の専門的な事です。
だから、私たちが専門とする分野の話を認識する相手のスピードは、私たちより
はるかに遅いことを理解しておかないといけないですね。
しかもアイディアの連発は、相手に選択を難しくしてしまいます。
3つ程度のアイディアでどれが理想的か?とたずねれば答えやすいですが
10もアイディアがあると、訳が分からなくなってしまいます。
最近の私のチャレンジは
会話の9割をじっくり聞く(または質問をとことんする)、残りの1割で自分がこの会社の
社員ならばこのようにすると思う1つを提案としてをお話しする。
そんな感じです。
「分かりやすく、的を得た一言を言えるかどうか」
その道のプロになる為には、知識などの学びの延長にそんな事が課題として
あると最近感じています。(頑張らなければ)
私の場合
多弁な時・・・自信がない時 ^ ^ ;
口数少ない時・・・自信アリ ^ ^(もちろん、必要な会話はします)
必要以上にコトバで補ってしまうようなことは、いつも意識的に避けるようにしています。