数年前から、どの地域でも「地産地消」のテーマで活動が行われています。
地産地消とは、地域生産地域消費の略語で、地域で生産された農産物や
水産物をその地域で消費することをいいます。
どの地域でも多く見かけるのは、地元と産物の紹介やそれらを使ったレシピ
などを編集したパンフレットなどです。
その目的は、観光客や地元生活者に地元特産物を知っていただき、食べて
もらうためです。
観光客や地元生活者は、そういった地元特産物を食べるという意識は低く
ないと思います。
逆に頑張らなければいけないのは、提供側にあったりします。
提供者とは、飲食業や宿泊施設のことです。
提供者は、あくまでも商売です。だから、利益を考えて物事を進めないと
赤字になっちゃいます。
地元特産物を仕入れて調理すると、とても仕入等に費用がかかり高い
ものになる場合もあります。
だから、積極的に地産地消をとりいれる提供者がすべてではないのも
現実です。他県から安く仕入れて手頃な料理が食べられるのも生活者
には必要ですしね!
地産地消の目的をもっと分かりやすく考えて、「地元で作られたものに
対して地元にお金が使われれば良い」と考えれば、イメージは膨らみます。
農産物だけでなく、地元で生産される「モノ」って沢山あります。
サービス、車、住宅、衣服、娯楽・・・など
地元のお店を利用すれば、地元の中でお金がまわり、街の税収だって良く
なります。
国が支援しなくなり、地域のお金の力を地域で努力する時代になっていることを
意外と生活者は気が付いていなのです。
地元の企業が栄えると街も豊かになる。
応援すべきは、地元のすべてなんですよね。
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