長野市で3件ほど打ち合わせが重なり行ってきました。
チラシの打ち合せやホームページリニューアルのことなどいろんな提案や
話をしましたが、元気の良い企業が多かったせいか話がとても盛り上がり
ました。
社交辞令かもしれませんが、客先に伺った時によく、
「どうですか?お仕事の方は?」などの会話から始まることが多いです。
この時にかえってくる言葉でその企業のモチベーションなどが分かったりします。
元気のない会社は、会社の皮肉ばかりを、こそこそと外部の人間に話を
する場合が多いですが、何だかそんな企業が少なくなった気がします。
最近、お付合い頂いている企業担当者とお話しすると
「○○をしようと考えている」、「○○な事に取り組まなくては!」など
向上心ある会話が多いです。
だから余計に自分の得意な分野で応援したいという気持ちが高まります。
しっかりとした目標や志をもっている企業との提案は、良い悪いの意見が
はっきりしていて、提案プランの見直しなどが分かりやすい。
そして結果的に良いプランにまとまることが多いです。
しかし、企業側のモチベーションが低いとプランの考え方が定まらず、上司
にOKをもらうための内容で落ち着き、その結果、今までと何も変わらない仕
掛けだったりすることがあります。
だから、私たちのような企画デザインをする会社は常に根拠をもってプラン
を考える必要があると思います。
最新のシステムだから使ってみては?
何でもいいからホームページで展開しましょう!
などの安易なプランは、無駄な費用をお客様に支払わせることになります。
必要なのは、ホームページではなくDMなどの印刷メディアかもしれない。
必要なのは、営業方法の変革なのかもしれない。
何も必要がないのかもしれない。
など、例えばこんな視点で相談事を真剣に考えると適切なコトが見えてきたりし
ます。
相談される企業が、お客様に選ばれるようにお手伝いする企画デザインの仕事
とは、医者のように体調の悪いひとの診察から始まり、適切な診断と治療をする
ことと似ている気がしますね。
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