昨日、地元の住宅建築会社さんの年始イベント企画の打ち合わせが
あり伺いました。
告知の手段は新聞折込チラシです。
しかし近年、折込チラシの需要が少なくなったと新聞関係者は頭を
かかえています。何万枚と印刷する費用や折込費に対する効果が低く
なっているのが、その理由のひとつと言えます。
私たちのような企画デザイン会社は、そのチラシの編集を少しでも読み手に
興味を持ってもらえるようにすることが仕事です。
しかし、この打ち合わせでチラシのことを詳しく知らない担当者が思わぬ事を
お話ししてくれました。
間島さん、新聞折込チラシってどうして沢山あるチラシをパチンコ店のチラシ
にくるまった状態で入っているのですかね?チラシからさまざまな情報を見たい
人は、その嵩ばったチラシの中から探しているんです。もし、暮らし・レジャー・イベント
などのカテゴリに束ねて新聞折込をされていたら、読み手側も情報を探しやすいし、
折込む企業もチラシを手にしてもらえる確率が高くなるので良いと思うのですけど・・・
まったくそのとおりっ!!
サービスの向上とは、利用者の視点をよく理解して提供するのがさまざまな事業で
あたり前の考え方です。
しかも新聞媒体は、インターネットやフリーペーパー、また2011年のデジタル放送などの
情報発信の影響で無くなりはしないが利用率は減ると言われています。
でも人はアナログ的に情報を見たいという感覚は忘れないはず!私も紙をめくって読む
方が好きです。
きっと、この建築会社の方が言ったチラシの整理は、そんなに難しいことではないはず!
モノが売れない時代、効果のある広告媒体を企業は探しています。
折込チラシという手法は日本だけと言われています。このような広告文化を是非効果的
に存在維持してもらいたいと思います。
ちなみに先日お手伝いした地元ケーブテレビのチラシは、60000枚折り込んで100組の
集客、小さな工務店さんのチラシは30000枚折り込んで40組の集客がありました。
まだまだチラシは最強の広告ツールですよ!
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