チラシを作る時には必ず目的があるはずです。
決まった日程に集客をさせる、資料請求を促す、問合せを増やすなど・・・
分かりやすく言うならば、チラシには3つの要素が編集に必要になります。
それは、「注目させる」、「読ませる」、「行動させる」がそうです。
■注目させる
折込チラシの場合は、数多いチラシの中から存在感をあらわせなければ
注目されません。簡単にできる方法は用紙やサイズから考えると良いか
もしれません。多くが光沢のある用紙を使用していることが多いので、逆に
ざらついた用紙を使用したり、B4サイズが多いので、B3サイズまたはD4サ
イズ(輪転サイズ)にすると注目されやすくなります。
そしてタイトルは目立つように縦幅3センチ以上のサイズが適切かもしれ
ません。コピーの考え方は、以前ブログに書いたようにお客様の心に存在
するフレーズで!
また、カラー印刷がとても多いので、あえて黒と赤などの2色印刷でつくるの
も良いかもしれません。
■読ませる
これも簡単に出来ることだけ解説します。
「です。ます。」で始める長い文章文章より、「?」が語尾につく1行目から
始めると心の中で読んだ人との会話が始まります。例えば、「安く家を建て
たいと思っていませんか?」などから始まれば、そう思っている人ならば気
になるチラシになるわけです。
良く「Z型に編集すると良い」と言います。これは人間はモノを読むときに
Zの流れで目を追う習性があることからそう言われています。しかし、何でも
Zにすれば良いわけではなく、この場合チラシは横型の編集がされていて
商品紹介が数十点とあるようなチラシ(例えばスーパーなど)が効果的です。
■行動させる
プレゼント、初回割引、クーポン券などで行動させる方法をよく見かけます。
その方法でリピート出来そうな業種であればそれで良いと思います。
しかし、高額な商品が販売目的の場合は、プレゼント欲しさだけの人が
来るだけで成約にならないパターンが多いです。
私が最近提案した方法は、説明会開催と銘打って特長などを編集し、詳しい
地図を入れ、その近くに「都合が悪く説明会に来られない方は資料を送ります。
詳しくはWEBで」とチラシを作りました。つまり、見た目には説明会への集客が
目的に見えるのですが、本当の目的は、「顔を合わせない資料請求を増やす」
です。あなたがお客様ならばしつこい営業って嫌ですよね?最初は資料請求
のはず!チラシだけで商売のリーチをかけようなんて、都合の良い売り手側の
考え方だと思います。
このように目的に対してお客様が抵抗のあることは、素直に受け止め、
ならばどうすれば行動に移すか?を主観を殺して考えるといいアイディア
が生れてきたりします。
こんな視点をもっともっと深く考えて作ることができるようになると、最強のチラシが
作れます!チラシだけでなくホームページ作成にも通用する考え方ですよ!
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