長野県東御市で葡萄畑を耕し、美味しいワインをつくっている醸造家がいます。
小山英明さんです。
ワイン好きな方は、ご存じの方が多いと思いますが、彼はワインメーカーで
醸造責任者をしていたが独立し、納得のいくワインを作るために長野県東御市で
ワインをつくっています。
これには地元の永井農場さんもバックアップをしていて、この先数年後には
目を離せない「ワインストーリー」が始まっています。
東御市には荒れ果てたリンゴ畑が山際に沢山あります。
リンゴ農家の後を継ぐ人がいなくなり、そうなったと言われています。
しかし、東御市は果物を栽培するには最高のエリアです。
小山英明さんは、そんな畑を再度掘り起こし、葡萄畑を耕すところから
始めました。
スタートは簡単ではなかったと思います。
農家って、ほのぼのしていると思っている方が多いかも知れません。
しかし、農家の方々は、頑固な方が多いです。
毎日、自然と向き合ってきた人たちですから、昔ながらの考え方を大切に
重んじています。常に新しい「コト」に興味を持つビジネスマンとは、ちょっと違う
のです。
だから、小山さんのような「ワイン」をつくるといった想いも、周辺の農家の
方々に理解をして頂くには時間がかかったと思います。
(農業をやったことがない若者に本当にできるのか!みたいな)
だから理解を示してもらうには、ひたすら汗を流して畑を耕すしかなかった
はずです。
そして広い葡萄畑が鮮やかな緑色に色づくと、あの荒れ果てた畑をよく
ここまで!と小山さんの想いを理解してもらえたのではないかと想像して
います。
季節ごとの風の流れや、少し離れただけで違う土の状態などを研究し、
まるで科学者がつくる葡萄畑のように感じたのは私だけでしょうか。
雑草や害虫と戦い、丁寧に育て上げられた葡萄から、限られた本数だけ
美味しいワインがつくられています。
今はシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、メルローなどが育っているそうです。
ワインラベルも個性的な素敵なデザインです。
今年、Rue de Vin (リュードバン)という社名で会社を設立し、本格的にスタートした
醸造家 小山英明さんのワインづくり。
興味がある方は、公式サイトをご覧下さい。
(現在、まだ未完成なページもありますがご了承ください)
Rue de Vin (リュードバン)公式サイト→http://www.ruedevin.jp
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