毎年恒例の永井農場さん「もちのチラシ」の打ち合わせに。
このチラシは必ず12月1日に折り込みます。
その日がどんな曜日だろうが、それを長い間行い続けています。
こういったこと、なかなか出来ない大切な考え方なんです。
12月1日に必ず折り込む目的は
永井農場の「もちのチラシ」が入っていたらもう12月か~
永井農場の「もちのチラシ」が入っていたら、そろそろ年越しの準備を!
など、時季の移り変わりを生活者に何気なく感じてもらうことです。
それには、毎年行い続けることをしなければいけません。
2年や3年ぐらいではダメです。(もっとです)気の長い話ですよ!
多くの販売目的のチラシは即効性を求めて折込日を決めて展開します。
家族がたくさん目にする曜日はいつ?主婦が多く目にする日はいつ?など・・・
これはモノを売っていくには必要な考え方です。
でも、こういった永井農場さんのような考え方もあるってことを知ってもらいたい。
永井農場さんは何事にも、「たくさん売れればいい」という考えはありません。
必要なモノ、大切なモノを持続して、生活者に長く結び付いていたいのです。
それって大切なブランディングですよね!
私たちの業界は昔から宣伝や広告を「続ける」という大切さをクライアントに
言い続けていたはずです。
しかし、いつの間にか目先の計画だけのプロモーションばかりになり、印象に残る
宣伝広告が少なくなってきた気がします。
持続型宣伝広告プロモーション。
あらためて、そんな視点で依頼事を見つめ直していく事が大切だと思いました。
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