毎年夏が過ぎると長野県東御市にある「永井農場さん」の商品カタログ
(私たちはプライベートマガジンと言っています)のお仕事の依頼があります。
永井農場さんは地元でお米を中心に栽培から販売までを農場で行い、
県内外の生活者から注文をお頂いています。
商品カタログといっても、単なる商品カタログではなく、いつもテーマを決めて
対談など特集を含んだ読み物的な構成にしています。
世の中には各社の広告が掲載されたフリーペーパーがありますが、これも
多くの方に「食」についてメッセージを届けたい。だからフリーペーパーのように
手軽にお店などに置いて興味のある方に読んでいただきたい、そんなコンセプト
があります。
しかし、広告で成り立っている読み物でないので、「プライベートマガジン」と
いうわけです。
今回は永井農場スタッフがみんなで農業や食について語りある会談を
テーマにしました。
実はテレビなどで報道される「食」についての問題などは、昔から農業者が
予測していたことです。マスコミと違い、農業者一人一人の声は世の中を
大きく動か広報的な力が弱いので、結果的に大切な啓発などは世の中に
伝わるまでにとても時間がかかります。
しかも、永井農場スタッフの話を仕事の中で普段聞いていると、テレビで
評論家が言っているもっともらしいコメントにもちょっと間違いがありますし・・・
だから、こういった農業に携わっている人たちの「声」を伝達する印刷メディアは
とても大切だと思います。
新聞でも記事になっていましたが、永井農場さんは来年、軽井沢でジェラード店を
オープンします。もちろん農場にいる牛の牛乳をたっぷり使用したジェラードです。
現在、商品を試作して美味しいジェラード開発にスタッフが一生懸命に研究中
です。私も試食させていただきましたが、本当にナチュラルな素材でつくられた
ものは美味しい!この先、さまざまな種類のジェラードが完成予定です。
そんなジェラードの話を農場で聞いていた時、参考になった話をちょっと。
私たちの食生活では香料などをふんだんに使用された食べ物が多いです。
そのため私たちの味覚はそういった香料などの影響で間違った味覚になって
いるそうです。例えばかき氷にかけるシロップなんかは、鼻をつまんで、目をとじて
食べればみんな同じ味がするらしいですよ!
今回の永井農場プライベートマガジンは公式サイトから請求することができます。
興味がある方は永井農場公式サイトをご覧ください。
http://www.nagaifarm.co.jp/
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