理解されない編集者。

印刷物やホームページ制作などを企業から依頼を受けると
必ずそれらを制作進行するため、クライアント側の担当者がいます。

その担当者と私たちは打ち合せをして原稿収集の段取り
などをスケジューリングします。

担当者と私たちは直接コミュニケーションがあるので、その方の
実務の大変さが良く伝わってきます。
夜中まで原稿を整理したり確認したり、また上司に決済をもらったり、
気まぐれな変更に振り回されたり・・・

しかし、企業団体の組織内ではそういった担当者の苦労が
報われていない場面をよく見かけます。

簡単に言えば、印刷やHP制作の担当者の業務が大変な仕事で
あることを職場の仲間たちが理解してくれないということです。


それは仕方がない理由もあります。
例えばその企業が農産物加工する会社だとすれば多くの業務は
「農産物の加工」です。(あたりまえですが)

だからデザイン会社と何だか小難しい打ち合わせをして
プリントアウトされた用紙と毎日にらめっこしている様子は普段
「農産物の加工」をしている仲間達からしてみれば、大変さが分からない
業務だからです。

だから相手に(悪気はないのですが)
「ちゃんと仕事しろ!」だとか「遊んでるんじゃない!」とか言われて
担当者は会社の販売のために苦労しているのに、そんな事を
言われて悲しい想いをしているシーンが少なくないのです。

会社のためにPRの準備をすることはとっても大変な業務です。

例えばチラシの作り方ひとつで会社の売り上げを左右するわけですから!

他にも企業団体の広報担当者なんかも同じ境遇だったりします。

職場でお互いに業務の大変さの理解が深いと
企業にとってとっても武器となるマンパワーが得られると思います。
そして発信される外部へのPRは、より的確な情報となり、良い効果が
生まれると、仕事の中で日々感じます。


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このページは、間島 賢一が2008年7月23日 14:01に書いたブログ記事です。

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