デザイン。

印刷物やホームページのデザインの話をする時に
色を決めなくてはならない打ち合わせがあります。

「前回は青だったから今回は黄色で!」

何てお話しされることがあります。
デザイン的にマニュアルどおりに言えば、配色も目的に合わせ
選ぶことが大切です。


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例えば銀行や保険会社などの場合は「信頼」や「安心」がテーマだったり
します。そういった場合は青やグリーンを基調に
また、お手ごろ感などを感じさせたい場合は暖色系、高級感を出したい時は
黒や渋めの色を・・・

などデザインの仕事をしている方ならこんなことを一度は教えられています。
(あくまでもマニュアルどおりですからね!)

そういった考え方が昔からあるってことは、それなりに根拠があってのこと
です。だから簡単に配色を決めるのではなく、少し慎重に配色を考えることは
後に影響のでてくるポイントなのかもしれません。

ただデザインってそういったことに縛られたくもないって思考もあるのが
良い矛盾なんですけどね。

こんな面白い「色」の話があります。ちょっと話がそれますが・・・

ウインタースポーツ用品店にあるゴーグルや帽子などは同じ商品でもできるだけ
3種類のカラーを置くそうです。特に黒・白・赤です。
そうすることにより1種類の商品を置くより「白」がとても売れるそうです。
つまり買う人に選ばせる要素を3つ用意すると無難なモノを決定する
消費の心理がお客様にあるようです。

そんな仕掛けが「販売」には山ほどあります。

何で化粧品のテレビCMで〇〇第1位を連発しているのだろう?
何であの商品は、すごい昔アイドルの人を起用しているのだろう?
何で〇〇電気のチラシは商品写真がとても小さいのだろう?
何で無料なんだろう?

すべて理由があるんです。
おもしろいでしょ?

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このページは、間島 賢一が2008年7月 4日 18:34に書いたブログ記事です。

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