長野県のスキー場の来場者。

この時期になると来シーズンに向けてスキー場の企画が
私たちの仕事で動き始めます。

長野県はスキー王国と言われていますが実情はとても
来場者数が減っています。

1992年から現在と比べると約3分の1の来場者数です。
だから各スキー場は来場者獲得のため必死です。



スノーボードブームも下り坂になり、例えばファミリー層をターゲットとした
ゲレンデの設計やレストランのメニュー構成を変えたりなどあの手
この手で集客企画を考えているようです。

ただ基本的にスキー場が多すぎなのは現実。
しかも積雪量が少なくシーズン期間も昔より短くなっているスキー場も多いです。

ようするに魅力あるスキー場だけが生き残る状況にあります。

小さなスキー場でも過去から一度もスノーボード滑走不可を貫いている結果
シニア層に人気のあるスキー場があると聞きます。

収益の数字だけを頼りにした「ファミリー層をターゲットに」という安易な目標では
競争に勝てない時代です。

昨年はスキーをテーマにした映画とタイアップしたスキー場PRや
デジタルカメラの新商品とタイアップさせたスキー場PRが斬新で
スキーという本質とは違う要素を合わせ注目を集めたスキー場もありました。

今年の各地区のスキー場の仕掛けが楽しみです。
ポスターを見比べてみるだけでもこういった視点はおもしろいですよ!


トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.d-emu.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/205

コメントする

デザインルームエム

このブログ記事について

このページは、間島 賢一が2008年6月19日 13:10に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「丸山珈琲さんが10月に」です。

次のブログ記事は「link(リンク集)」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

アーカイブ

SAVE JAPAN
LooP38
永井農場
リュードヴァン
まるやま ひとし
丸山珈琲
なかむら じん
電塾
NISA
信州FM