年末商戦。

11月半ばになり各業種からの年末に向けての販売促進の依頼が急激に増えて
きています。
企画の打ち合わせの会話の中でよく
「ボーナス時期に向けてPRしたい!」
などと相談されます。
しかし、近年よく言われる結果が
「年末年始はだめだね~どこかにお客さんは出かけちゃうのかね~?」
と、定期的に販促活動している会社の一番数字が伸びないのが年末年始だったり・・・

いろんな意味で年末年始って1年の中で期待をするタイミングなのに
最近は期待を裏切られる感じがしてなりません。



企業はボーナスがでるから、休日が多いからなどの理由で販売に力を入れますが
生活者の意識はどうなんでしょう?

昔は正月、ほとんどのお店が休業するから年末にお店が盛況になった。
でも最近は365日24時間欲しいものが手に入る時代。
そんな状況では生活者の「不便さの反動」はないと思いませんか?

でも、いまだ年末年始は稼ぎ時!とおもっている企業側。
何か生活者とのギャップが生まれてきている気がします。

簡単なブランディングのひとつに「少し手に入りづらくする」って
必要だと思います。
そこでしか購入できないだとか、売り切れるだとか・・・
「限定」って言葉で左右する小手先の手段っていう意味でなく!

スケールの大きいマーケティングを勉強することも大切。

ただ、地方で仕事をしているとそういった大手企業に市場を根こそぎ
もっていかれてしまう、中小企業からの相談の方が多かったりします。

だから、反対側の視点も忘れずいなきゃっ!て思いながら
週明けの仕事の波の不安に、立ち向かう覚悟をきめている自分だったりして・・・


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このページは、間島 賢一が2007年11月10日 15:52に書いたブログ記事です。

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