「ブランドアワード」特別賞受賞。

長野県東御市の「永井農場」さんのこれまでのブランディング活動が
評価され「信州ブランドアワード」というフォーラムで特別賞を受賞し
ました。

以前の記事でノミネートされたことは記しましたが、大賞はのがした
としても、その次の「特別賞」!
受賞式が行われた長野市の会場に永井さんと一緒にいってきました。

P1000158.JPG



会場には永井農場さんをはじめ、受賞された各企業団体のPRブースが
設営され、さまざまな長野の元気が伝わってきました。

大賞は「長野マラソン」。
特別賞は永井農場さんを含む4つ企業団体でした。
個人の気持ちですが大きな組織の活動や大企業などのノミネートの中で
スタッフ10人程度の永井農場さんが受賞したことが、とっても誇りに思え
ました。

■信州ブランドアワード 選考講評■
「永井農場」は稲作と酪農の複合経営を行う東御市の農場で、安全な
食糧の提供を第一に考え、生産過程で出る有機物を再利用して自然
の摂理に基づくリサイクル農業を実践しています。その環境保全型農
業という志向性と、印刷物やインターネットによる積極的な情報発信性
が評価されました。

受賞式の後には講演会が行われました。
これがまたよかった!講師はgood design company の水野学さん。
デザイナーやディレクターが大切にすべき「コト」を話してくれました。
例えば・・・

日本のテクノロジー崩壊に合わせ、これから必要とされてくるのは
デザイン。

例えればデザイナーは医者、クライアントは患者。

デザインを評価されたくなかったら山に篭れ!

1時間で50案を皆で考え、ひとつの提案をつくる。

51:49で見つめる視点。

人、デザイン、お金・・・

プロフェッショナルとは?

など、「やっぱりやっぱり、仕事は感じることなん!」だと再認識させる
お話でした。
興味のある方はgood design companyさんのサイトをご覧になっって
ください。http://www.gooddesigncompany.com/


さてさて・・・
こういった元気が出たところで、変にクリエイター気取りにならず
明日から名刺ひとつでも大切に考えてつくる気持で働かなきゃ!

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コメント(2)

永井農場さん「信州ブランドアワード」特別賞受賞
おめでとうございます。

間島さん、初めまして!

以前から、間島さんのブログ、
楽しく読ませていただいています。

間島さんの仕事に対する姿勢
感性、とても素晴らしいですね。

「仕事は感じること」
心に響く言葉です!

私も、人のため、地域のために
皆が幸せになれるようなご提案が出来る
仕事がしたいと思っています。


mayuさんコメントありがとうございます。
受賞式の水野さんの講演会でこんなことを言っていました。
「国外での製造や流通が多くなり、日本のテクノロジーが崩壊しはじめている。同じ機能をもった商品を2つ並べられた場合、選ばれるのはデザインとアイディア力です。これからはデザイン提案が重要になる時代です。」
この言葉はとっても嬉しい話でした。
提供できる「コト」を提案やアイディアでお客様に選ばれるようにお互いがんばりましょうね!

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このページは、間島 賢一が2007年10月27日 11:26に書いたブログ記事です。

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