先日、地元でお米を栽培している若い農業者から携帯へ電話がかかってきました。
「間島さん!相談したいことがあります!」
私はまたパンフや名刺をつくりたいとう相談かなと思ったら
そうではなく、面白い考えの相談事でした。
彼の相談事は
米、ぶどう、酪農、きのこなど若い生産者が参加するイベントができないか?
といった内容。そういった質問からすぐに想像してしまうのがどうやって集客すればいいかなどが、私の思考なのですが、これも思惑が違っていました。
もっともっとよく聞くと・・・
僕たち生産者はおしいいものを作ることには自身があります!だけど食べていただく人に直接
「おいしい」と言われたことがないんです!だから僕たちが多くの生活者に「おいしい」と言われ、若い農業者にもっと元気させたいんです!
つまり生産者たちのためにイベントをしたいってことでした。
よ~く考えるととってもいいことかもしれません。
今、スーパーなどでは、○○県の小林さんがつくったレタスなんて表示がたくさんあります。
とっても生産者の顔が見られて良いことですが、例えばその小林さんに食べた生活者の感想(おいしい)が伝わっていないってことですよね?
お客様に喜んでいただくことを仕事の喜びとして、多くの社会人が仕事をがんばっている中、農業はそれが身近にないという現状、これは問題です。
日本の自給率40%なんて言われているけれど、生産者が元気にならなければどーにも良い方向に向かっていかないのはあたりまえですよね
相談後、早速地元で地域貢献などにがんばている他の若者と、つなぎ合せることから始めています。
近々、若者が集うライブと農業をコラボさせることができるかも!?ってところまで話が盛り上がってきています。
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