ワイン醸造家小山英明さんのワイナリーが2010年、長野県東御市に完成します。
2006年、荒廃してゆく農地の再生を掲げ雑木林と化した農地を開墾し、ワイン用葡萄の木を植え、ワインプロジェクトが始まりました。2008年、株式会社リュードヴァンを設立しました。 リュードヴァンとはフランス語で「ワイン通り」の意味です。地域に暮らす人々自らが主役であり、小山さんはワインを通じてこの地域の食文化の繋ぎ役として、彩として存在したいと考えています。
このワインプロジェクトは、日本が抱えている食料自給率の低下や農業の後継者不足を解決し実現しようとしているプロジェクトです。それと共に生活を楽しむ文化を地域の中でつくり上げていくことができればという強い想いも小山さんにはあります。
毎年の苗木植えや収穫時には、全国から小山さんの想いに共感したワインファンがボランティアとして参加し、葡萄達がワインとなってゆく喜びを一緒に分かち合いながらワインづくりが行われています。この参加型の発想は、その他の地域活性化にも大切なことです。
ワイナリーが無かったこれまでは、すぐ近くにあるヴィラデストワイナリーさんに協力を頂きワインの仕込みを行ってきました。そして2010年にリュードヴァンにワイナリーができ、今後の東御市には、そういった小さなワイナリーが点々と生まれ、素敵なワイン通りとして彩られた景観が象徴になるかもしれません。
小山さんのブログでは、日々の葡萄栽培が素敵な写真と共に読むことが出来ます。
是非ご覧下さい。
小山英明さんのブログ http://www.ruedevin.jp/blog/